「ドーパミン」ってどんなホルモン?多い人の特徴や出し方も医師が徹底解説!

「ドーパミン」ってどんなホルモン?多い人の特徴や出し方も医師が徹底解説!

「ドーパミン」についてよくある質問

「セロトニン」とは?

ここまでドーパミンについて紹介しました。ここでは「ドーパミン」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。

ドーパミンはどういう時に出ることが多いのでしょうか?

村上 友太(むらかみ ゆうた)医師

ドーパミンは、嬉しいことが起きた時だけでなく、「これから嬉しいことが起きそうだ」と予測した瞬間に最も多く放出されます。これを「報酬予測」と言います。例えば、旅行に行っている最中よりも、旅行の計画を立ててワクワクしている時の方が、脳内ではドーパミンがたくさん出ていることが多いのです。また、予期せぬラッキーな出来事(サプライズ)があった時にも強く反応します。逆に、結果が期待外れだとドーパミンの放出は止まり、ガッカリした気分になります。

ドーパミンが増えすぎるとどうなりますか?

村上 友太(むらかみ ゆうた)医師

何事もバランスが重要で、ドーパミンは多ければ多いほど良いわけではありません。過剰になると、幻覚や妄想が見えたり、衝動が抑えられなくなってギャンブルやアルコールなどの依存症に陥りやすくなったりします。また、チック症などの意図しない体の動きが出てしまうこともあります。適度な量が分泌され、かつ「セロトニン」などのブレーキ役となる神経伝達物質とうまくバランスが取れている状態が、心身にとって最も健康的です。

まとめ:ドーパミンは「やる気」の源!バランスを保って健やかな毎日を

ドーパミンは、目標を達成したときの喜びや、何かを期待するワクワク感をもたらす「報酬系」に関わる重要な神経伝達物質です。適切に分泌されることで、学習や仕事へのモチベーション向上につながります。

しかし、不足するとパーキンソン病やうつ病のような意欲低下を招き、逆に過剰になると統合失調症や依存症などのリスクが高まります。日々の生活で適度な目標設定(スモールステップ)や運動、バランスの取れた食事を心がけ、ドーパミンと上手につきあっていきましょう。

「ドーパミン」と関連する病気

「ドーパミン」と関連する病気は4個ほどあります。
各病気の症状・原因・治療方法など詳細はリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。

脳神経内科の病気

パーキンソン病

精神科・心療内科の病気

統合失調症

依存症(アルコール・ギャンブル・スマホなど)

注意欠如・多動症(ADHD)

ドーパミンは多すぎても少なすぎても心身に不調をきたします。関連する疾患は専門的な治療が必要なものが多いため、気になる症状があれば早めに医療機関を受診しましょう。

「ドーパミン」と関連する症状

「ドーパミン」と関連している、似ている症状は6個ほどあります。
各症状・原因・治療方法などについての詳細はリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。

関連する症状

手足のふるえ(振戦)

動作が遅くなる(無動)

意欲の低下・無気力

幻覚・妄想

衝動が抑えられない

落ち着きがない

ドーパミンの分泌異常によって、運動面や精神面に上記のような症状が現れることがあります。

参考文献

厚生労働省 e-ヘルスネット ドーパミン

厚生労働省 e-ヘルスネット 報酬系

日本神経学会 パーキンソン病診療ガイドライン

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配信元: Medical DOC

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