まとめ
エカテリーナ2世は、エルミタージュの入口に次の言葉を掲げていたといいます。
“この扉を通るもの、帽子とすべての官位、身分の誇示、傲慢さを捨て去るべし、そして陽気であるべし”。
そのほかにも、“ため息、あくびはご法度”、“いずれの器物も破壊、破損、あるいは齧(かじ)り付かないこと”など。
ユーモアに溢れながらも、芸術鑑賞の本質を捉えた言葉ではないでしょうか。
エカテリーナ2世の治世は実に34年にも及び、ロシアの近代化・強国化に大きく貢献しました。
彼女は“大帝”と呼ばれていますが、ロシア、ロマノフ王朝の歴史の中でその名を冠したのは、ピョートル1世とエカテリーナ2世のたった2人です。
参考文献:
『華麗なるロシア ロマノフ王朝の至宝』家庭画報特別編集(世界文化社)
『興亡の世界史 ロシア・ロマノフ王朝の大地』著:土肥恒之(講談社)
『集英社版 学習まんが 世界の歴史 8 ヨーロッパの主権国家絶対王政と啓蒙専制君主』監修:君塚直隆(集英社)
