Q.脳梗塞の前兆や自覚症状にはどのようなものがありますか
脳梗塞の前兆や自覚症状としては、「一過性脳虚血発作(TIA)」が知られています。これは、短時間で症状が改善する一方で、重大な脳梗塞の前触れとなる可能性があります。具体的な症状としては、片側の手や足が動かしにくくなる、顔の片側がゆがむ、片目が見えにくくなる、話そうとしてもうまく言葉が出ない、ろれつが回らないといった症状が特徴です。
これらの症状が一時的でも現れた場合、速やかに脳卒中専門医のいる医療機関を受診し、脳梗塞発症リスクの評価を受けることが重要です。
Q.脳梗塞を予防することはできますか
適切な生活習慣の改善と危険因子の管理が、脳梗塞の予防には重要です。危険因子である高血圧、糖尿病、脂質異常症などの基礎疾患を管理し、血圧、血糖値、コレステロール値を適切な範囲に保つことが大切です。また、バランスの取れた食事(野菜や魚を中心とした和食)を心がけ、1日30分程度のウォーキングや軽いジョギングを週5日以上行うことが理想的です。また、禁煙し、お酒も飲みすぎないようにしましょう。
こうした生活習慣が、脳梗塞を予防することにつながります。さらに、心房細動などのリスクがある場合には、医師の指導のもとで抗凝固薬(血液を固まりにくくする薬)を服用することも有効です。

