脳梗塞の前兆にはどんなものがある?「一時的なもの」と油断するのはNG!

脳梗塞の前兆にはどんなものがある?「一時的なもの」と油断するのはNG!

Q.脳梗塞を治療することはできますか

脳梗塞の治療は、発症後の早期対応が極めて重要です。脳梗塞では発症から4時間半以内で、脳出血がないと診断された場合に、動脈に詰まった血栓を薬で溶かす「t-PA(血栓溶解療法)」の適応となる可能性があります。ただし、年齢や既往歴などにより適応外となる場合もあるため、医師の判断が必要です。

さらに、太い血管が詰まった場合には、カテーテルを使って血栓を取り除く「血栓回収療法」が行われることもあります。また再発を防ぐために、血栓ができにくくする薬を使います。

抗血小板薬(血小板の働きを抑えて血管の詰まりを防ぐ薬)は、アテローム血栓性脳梗塞やラクナ梗塞の予防に使われます。一方で、心房細動などが原因で心臓に血栓ができやすい人は、抗凝固薬が使われます。その後、リハビリテーションを通じて機能の回復を目指します。また、治療を受けるタイミングが早いほど、後遺症の軽減や、日常生活への早期復帰の可能性が高まります。

教えてくれたのは・・・
加藤大也 院長
たいや内科クリニック院長。1997年、藤田保健衛生大学(現・藤田医科大学)卒業後、同大学院医学研究科内分泌・代謝内科学修了。2003年4月から同大学医学部内分泌・代謝内科助手を務める。2010年5月、JA愛知厚生連豊田厚生病院内分泌代謝科病棟部長などを経て2022年5月、たいや内科クリニックを開院。糖尿病専門医・総合内科専門医・甲状腺専門医 藤田医科大学医学部客員講師。医学博士 糖尿病、生活習慣病を中心に、日々診療に取り組む。患者さん目線で分かり易い説明がモットー。

取材/文:山名美穂
編集:サンキュ!編集部

※記事の内容は記載当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
※Adobe Fireflyで作成した画像を使用している場合があります。
配信元: サンキュ!

提供元

プロフィール画像

サンキュ!

ベネッセが運営する「サンキュ!」の公式サイト。今すぐできる、素敵なくらしのアイデアが満載です。お金のこと、家事、ビューティー(美容)、片づけ・収納、ライフスタイルに役立つ情報が満載。雑誌「サンキュ!」の新刊情報もチェック!