猫に「首輪」を付けた方がいい3つの理由
1.迷子になった時の「家猫」の証
外を歩いている猫を見たとき、首輪をしていないと「野良猫かな?」と思われて見過ごされてしまうことがよくあります。
しかし、首輪を付けているだけで、誰が見ても「飼い主がいる家猫」だと認識されます。これにより、近所の人や通りすがりの人が保護してくれたり、保健所や警察に連絡してくれたりするきっかけになるのです。
特に、外の環境に慣れていない家猫が外に出るとパニックになりやすいため、周囲の助けを得やすくしておくことは、再会のために非常に重要な備えとなります。
2.連絡先がわかる安心感
首輪に迷子札や連絡先を書き込んでおくことで、保護した人がすぐに飼い主へ電話をかけることができます。
最近ではマイクロチップの装着も普及していますが、専用の機械で読み取らなければ情報が分かりません。
その点、首輪の連絡先は誰でもその場で確認できるため、発見から帰宅までのスピードが圧倒的に早くなります。「名前」と「電話番号」というシンプルな情報があるだけで、猫が一人ぼっちで不安な夜を過ごす時間を最小限に抑えてあげることができるのです。
QRコードなどで連携をして居場所を認識するタグなどもあります。GPS機能のあるものを付けると、飼い主さん側も探索ができて安心かもしれません。
3.災害時の身元証明
大きな地震や火災など、避難が必要な場面では、猫と一緒に逃げられない状況や、避難先で離ればなれになってしまうケースが考えられます。
大混乱の中では、たとえ保護されても「誰の猫か」を特定するのは困難です。そんな時、首輪が確かな身元証明となります。
また、避難所によっては、他の動物と区別するために首輪の装着が推奨されることもあります。愛猫と離れてしまった時に、再会を諦めないための「唯一の目印」として、首輪は大きな力を発揮してくれるのです。
初心者でも失敗しない!首輪選びのポイント
猫の首輪にはたくさんの種類がありますが、見た目の可愛さだけで選ぶのは少し危険です。猫は高いところに登ったり、狭い場所をくぐり抜けたりするため、体に負担がかからず安全なものを選ぶようにしてください。
特に初めて首輪を買うときは、猫が嫌がってしまわないように、付け心地が良く、万が一の事故を防げる機能を持ったものを選んであげましょう。
飼い主が正しい知識を持って選ぶことが、猫の快適な生活を守ることにつながります。
「セーフティバックル」を選ぼう
猫の首輪選びで最も大切なのが「セーフティバックル」という機能です。これは、首輪がどこかの枝や家具に引っかかってしまったとき、猫が引っ張る力で自動的に外れる仕組みのことです。
もし外れない首輪を使っていると、引っかかったまま動けなくなったり、首が締まってしまったりする恐れがあります。
猫は上下左右に激しく動く動物なので、この安全装置は欠かせません。購入する際は、パッケージに「力が加わると外れる」といった記載があるかどうかを必ず確認してください。
サイズ感は「指2本分」が目安
首輪を付けるとき、どれくらいの強さで締めればいいか迷うかもしれません。理想的なサイズは、首輪と首の間に「人間の指が2本すっと入るくらい」の隙間がある状態です。
これよりゆるすぎると、猫が猿ぐつわのように口に引っかけてしまったり、前足が入ってしまって怪我をしたりする原因になります。
逆にきつすぎると、喉が圧迫されて苦しくなったり、皮膚が荒れてしまったりします。子猫の場合は成長が早いので、こまめに指を入れてサイズをチェックしてあげましょう。
素材は柔らかいものを
猫の皮膚はとてもデリケートです。硬い革製や重たい装飾がついたものは、猫にとって大きなストレスになります。
初めての首輪には、軽くて柔らかいコットン(布)素材や、肌当たりの優しいシュシュタイプがおすすめです。
重さも重要で、できるだけ軽いものを選んであげると、猫も着けていることを忘れやすくなります。
また、裏地がチクチクしないか、縫い目が当たって痛くないかなど、飼い主が実際に触って確かめてから選んであげると、猫も安心して受け入れてくれるはずです。

