猫に首輪を付けないことで起こるデメリット
迷子になったときに見つけ出すのが難しい
猫が突然いなくなってしまったとき、首輪をしていないと、探すのがとても大変になります。保健所や警察に届け出を出す際、猫の特徴を伝えますが、「毛の色」や「大きさ」だけでは、他の猫と区別がつきにくいからです。
特に似たような毛色の猫が近所にいる場合、自分の猫だと証明する決め手がなくなってしまいます。
首輪(迷子札)をしていれば、そこに書かれた連絡先が何よりの証拠になりますが、何もない状態だと、再会できるまでに見当違いの場所を何度も探すことになり、大切な時間を失ってしまうかもしれません。
愛猫と早く再会するためには、一目で自分の猫だとわかる「しるし」が欠かせないのです。
「野良猫」として扱われてしまう恐れ
首輪をしていない猫が外にいると、周囲の人からは「飼い主がいない野良猫」だと思われてしまうことも。これが原因で、思いもよらないトラブルに巻き込まれることがあります。
例えば、親切な人が野良猫だと思ってそのまま家で飼い始めてしまったり、遠くの保護団体に引き取られてしまったりすることがあります。
また、野良猫として保健所に連れて行かれた場合、飼い主が名乗り出るのが遅れると、最悪の事態になりかねません。
首輪さえしていれば、「この猫には帰る場所がある」と周囲に伝えることができ、保護されたときもすぐに飼い主へ連絡が届きます。
外見だけで飼い猫だと判断してもらうのは難しいため、首輪は猫の身分証明書として非常に重要です。首輪とマイクロチップの装着の両方をしておくと安心です。
災害時に離ればなれになるリスク
地震や火災などの災害は、いつ起こるかわかりません。パニックになった猫が外へ逃げ出したり、避難所で離ればなれになったりする可能性があります。
そのような混乱した状況では、マイクロチップを装着していても、専用の読み取り機械がすぐに用意できない場合も多いです。
首輪をしていないと、大勢のペットが避難している中で「自分の猫です」と主張することが難しくなります。
また、避難所によっては「飼い主が不明な動物」として別の場所へ移されてしまうこともあります。迷子札付きの首輪をしていれば、誰が見てもすぐに飼い主の情報がわかり、混乱の中でも優先的に連絡をもらえる可能性が高まります。
非常時こそ、言葉を話せない猫に代わって、首輪が飼い主との絆をつなぎとめる命綱になるのです。
まとめ
首輪は、マイクロチップと併せて迷子や災害といった予期せぬトラブルから猫を守るための、飼い主ができる大切な備えです。
嫌がる場合は無理をせず、安全な素材や機能にこだわりながら、少しずつ慣らしてあげましょう。
万が一の時に「あの時付けておけばよかった」と後悔しないよう、猫の個性に合わせた最高の一本を選んであげてくださいね。

