家族で初めての海外旅行が、夫のドタキャンでまさかの母子2人旅に! そんな不安だらけの出発で助けてくれたのは、まさかの息子で……? 筆者の友人が、体験談を語ってくれました。
1年越しの計画が白紙!?
小学6年生の息子がいるわが家。
「中学生になったら部活で忙しくなるから」と、1年も前から念願の初海外旅行を計画していました。
しかし出発直前。
夫にどうしても外せない仕事が入り、行けなくなってしまったのです。
「嘘でしょ……1年前から予約してたのに」とショックで落ち込む私に、夫は「キャンセル料もかかるし、2人で行っておいでよ」と軽く言います。
普段、旅の手配や現地でのやり取りはすべて夫任せ。
「英語も苦手で方向音痴の私が、息子を連れて海外なんて行けるわけないでしょ!」
と尻込みしていました。
しかし息子は、「お父さんは残念だけど、せっかくだし海外行きたい」とのこと。
息子の言葉に背中を押され、不安を抱えながらも、腹を括って決行することにしました。
「俺が聞いてくる」現地で立場逆転?
搭乗手続きもなんとか済ませ、やっとの思いで現地に着いても案の定、私は右往左往。
「乗り場どこ?」「ホテルどっちだっけ?」
と、スマホとにらめっこしながらパニックになっていました。
すると息子が、
「こっちじゃない? 看板に書いてあるよ」「俺聞いてくるわ」
と、物怖じせずに片言の英語で道を尋ね、私をぐいぐいリードしてくれるのです。
学校で習った英語を一生懸命使おうとする息子の姿は、私の知らないうちにずっと大人びて見えました。
夫がいない分、私と息子で協力し合い、トラブルもなく帰国。
夫の不在は残念でしたが、そのおかげで息子のたくましい背中を見ることができた、最高の旅になったのでした。
【体験者:40代・女性会社員、回答時期:2025年12月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:Yuki Unagi
フリーペーパーの編集として約10年活躍。出産を機に退職した後、子どもの手が離れたのをきっかけに、在宅webライターとして活動をスタート。自分自身の体験や友人知人へのインタビューを行い、大人の女性向けサイトを中心に、得意とする家族関係のコラムを執筆している。

