介護施設にはどのような種類がある?特徴や対象者、違いを解説

介護施設にはどのような種類がある?特徴や対象者、違いを解説

民間の介護施設の種類

民間の介護施設の種類

民間の介護施設は、施設ごとに入居条件・費用・サービス内容の幅が大きいのが特徴です。特に施設内で介護を受けるか、外部の介護サービスを契約して使うかで、費用や重度化した場合の対応が変わります。見学に加えて、契約内容や追加費用、医療連携・看取り方針を書面で確認しながら比較することが大切です。

有料老人ホーム

有料老人ホームは、高齢の方が生活する住まいとして、食事の提供や生活支援、介護、健康管理などのサービスを組み合わせて提供する施設です。制度上は提供サービスの内容により類型が整理されますが、実際には施設ごとにサービス設計が異なります。
特に大きな違いになりやすいのは、入居後に必要な介護を施設内で受ける形か、外部の介護保険サービスを個別に契約して受ける形かが大きな違いです。検討時は、月額費用の内訳だけでなく、介護度が上がった場合にサービスがどう切り替わるのか、医療機関との連携や看取りの方針がどうなっているのかを、重要事項説明書などで確認することが重要です。

住宅型有料老人ホーム

住宅型有料老人ホームは、住まいとしての機能を中心に、食事提供などの生活支援が付く一方、介護サービスは外部の訪問介護や通所介護などを個別に契約して利用する形が一般的です。

介護度が軽い段階から検討されやすい一方で、介護や医療のニーズが高まったときに、外部サービスの組み合わせでどこまで対応できるかがポイントです。入居後の状態変化を見越して、住み続けられる条件と、難しくなった場合の住み替え基準を事前に整理しておくと判断が安定しやすくなります。

高齢者向け住宅と介護施設の違い

高齢者向け住宅と介護施設の違い

高齢の方向けの住まいには、介護施設とは異なる位置づけの住宅もあります。提供されるサービスや介護の関わり方は制度によって大きく異なるため、住まいと介護をどう組み合わせるかを意識して整理することが、選択の判断材料になります。

サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)と介護施設の違い

サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)は介護施設ではなく、高齢の方が安心して暮らすための一定の基準を満たして登録される住宅です。制度上、状況把握(安否確認)や生活相談の提供が求められ、介護が必要になった場合は外部の介護保険サービスを利用して生活を支えるのが基本です。

介護施設と比べると生活の自由度が高い一方で、住宅側が提供する介護サービスの範囲は物件や運営方針によって差が出ます。比較するときは、住宅として提供されるサービスと、介護が必要になったときに追加で利用するサービスを分けて理解することが大切です。

軽費老人ホームと介護施設の違い

軽費老人ホーム(ケアハウスを含む)は、老人福祉法に基づく福祉施設として位置づけられ、低額な料金で利用できるよう配慮された住まいの選択肢です。介護施設のように施設介護サービスが包括的に提供される前提ではなく、介護が必要になった場合は外部の介護サービスを利用しながら生活を継続する形が想定されます。

このため、生活の場の確保に強みがある一方で、介護や医療の必要性が高まったときに支援体制をどう組むかが重要です。入居前に、受け入れ条件や支援範囲、重度化時の対応方針を確認しておくと安心です。

配信元: Medical DOC

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