介護施設にはどのような種類がある?特徴や対象者、違いを解説

介護施設にはどのような種類がある?特徴や対象者、違いを解説

介護施設を選ぶポイント

介護施設を選ぶポイント

介護施設選びは今すぐ困っていることを解決するだけでなく、これから起こりうる変化に備える視点が欠かせません。要介護度の進行や医療ニーズ、看取りの考え方、そして在宅復帰の可能性によって適した選択肢は変わります。ここでは、将来を見据えた判断軸と、迷ったときに頼れる相談先を整理します。

要介護度の変化や看取りなど、将来のことも考えて選ぶ

介護施設は、現在の状態に合うかだけでなく、将来の重度化や看取りまで見据えた選択が重要です。介護度が上がった場合にサービスを継続できるか、医療依存度が高まった場合に対応できるか、看取りの方針はどうかを、入居前に確認しておくことで、意思決定の負担を減らしやすくなります。

自宅に戻るか戻らないかで選ぶ

在宅復帰を目指すのか、長期的な生活の場として選ぶのかで、適した選択肢は変わります。在宅復帰を視野に入れる場合は、退所後の住環境や介護サービスの組み立てまで含めて計画することが必要です。一方、長期利用を想定する場合は、医療・看取り方針に加えて、生活の満足度や家族の関わり方まで含めた検討が重要です。

迷ったときの相談先

制度や選択肢が多い場合は、公的な相談先や専門職の支援を活用しながら整理していくことが現実的です。要介護認定の申請や制度全般の確認は市区町村の介護保険担当窓口が相談先になり、地域の福祉資源や生活上の困りごとは社会福祉協議会に相談できる場合があります。入院中や退院後の生活調整が必要なときは、医療機関の地域連携室や相談室を通じて、介護施設や在宅サービスの情報提供を受けられます。

また、地域に根ざした立場からの助言として民生委員が相談先になることもあります。介護サービスの調整や施設検討を進める際は、地域包括支援センターを総合相談窓口として活用し、要介護認定後はケアマネジャーと連携しながら具体的な選択肢を検討していくと、状況に合った整理が進めやすくなります。

参照:『地域包括支援センターについて』(厚生労働省)

まとめ

まとめ

民間の介護施設や高齢者向け住宅は、サービスの提供方法や契約形態が多様で、見た目が似ていても中身が大きく異なる場合があります。比較の際は、医療対応、対象条件、費用の変動要因、入居の見通し、生活の自由度を具体的に確認し、将来の状態変化まで見据えて選ぶことが重要です。迷った場合は、地域包括支援センターやケアマネジャーなどの公的・専門職の支援を活用しながら、本人と家族が納得できる選択肢を整理しましょう。

参考文献

『有料老人ホームの概要』(厚生労働省)

『養護老人ホーム・軽費老人ホームについて』(厚生労働省)

『認知症対応型共同生活介護』(介護サービス情報公表システム・厚生労働省)

配信元: Medical DOC

提供元

プロフィール画像

Medical DOC

Medical DOC(メディカルドキュメント)は800名以上の監修ドクターと作った医療情報サイトです。 カラダの悩みは人それぞれ。その人にあった病院やクリニック・ドクター・医療情報を見つけることは、簡単ではありません。 Medical DOCはカラダの悩みを抱える方へ「信頼できる」「わかりやすい」情報をお届け致します。