その肌荒れ、実は“皮膚がん”かも? 「セザリー症候群」の初期症状と見分け方を医師が解説

その肌荒れ、実は“皮膚がん”かも? 「セザリー症候群」の初期症状と見分け方を医師が解説

セザリー症候群の前兆や初期症状について

セザリー症候群の特徴的な症状は、全身の皮膚が赤くなる「紅皮症」です。赤みは体の大部分に広がることもあります。皮膚の赤みは強いかゆみを伴い、通常の抗アレルギー薬ではなかなか治まらないのが特徴です。

症状が進行すると、皮膚は次第に厚くなり、手のひらや足の裏にはひび割れが生じることがあります。肌の色が濃い方では、赤みの変化がわかりにくく、発見が遅れることも少なくありません。病気が進行するとリンパ節の腫れが目立つこともあります。

他の症状としては、脱毛、爪の変形、発熱、大量の寝汗、体重減少などが見られることがあります。また、皮膚の防御機能が弱まるため、皮膚の感染症にもかかりやすくなります。さらに、まぶたがめくれ上がるなどの目の症状があらわれることもあります。

セザリー症候群の検査・診断

セザリー症候群の診断は、いくつかの検査を組み合わせて行われます。

はじめに全身の皮膚を調べ、赤みの広がりや特徴を確認します。その後、確定診断のために皮膚の一部を採取して顕微鏡で調べる「皮膚生検」を行います。ただし、初期段階では診断が難しく、何度か生検が必要になることもあります。

血液検査も実施し、顕微鏡で観察してセザリー症候群で見られる特有の形をした細胞があるか確認します。また、血液中のリンパ球の種類や数も調べます。

リンパ節の腫れがある場合は、リンパ節の生検も行うことがあります。病気の広がりを調べるために、CT検査やPET検査といった画像検査も実施します。

配信元: Medical DOC

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