病気による耳の後ろが痛い症状で考えられる病気と対処法
特定の病気が背景にある場合、耳の後ろの痛みはその病気のシグナルとして現れます。
リンパ節炎で耳の後ろが痛い症状と治療法
リンパ節炎は、風邪などの感染症によって耳の後ろのリンパ節が腫れることで発生します。コリコリとした塊と押した時の痛みが特徴で、感染源が治まれば自然に引くことが多いですが、痛みが激しい場合は治療が必要です。安静にし、熱がある場合は十分な水分補給を行ってください。
インフルエンザで耳の後ろが痛い症状と治療法
インフルエンザでは、全身症状の一環として耳の後ろに痛みを感じることがあります。また、鼻や喉の炎症が耳に及び、合併症として急性中耳炎を引き起こすことも少なくありません。主疾患の治療を優先し、熱が下がった後も耳の痛みや詰まった感じが続く場合は耳鼻咽喉科へ相談しましょう。
帯状疱疹で耳の後ろが痛い症状と治療法
帯状疱疹は免疫低下により潜伏していたウイルスが活性化して起こります。成人の多くが生涯に一度は経験する可能性がある一般的な疾患です。激しい痛みと帯状の発疹が特徴で、発症から数日以内の抗ウイルス薬投与が後遺症の予防に極めて重要です。疑わしい症状があれば、すぐに皮膚科を受診してください。
すぐに病院へ行くべき「耳の後ろの痛み」の関連症状
ここまでは症状が起きたときの原因と対処法を紹介しました。応急処置をして症状が落ち着いても放置してはいけない症状がいくつかあります。以下のような症状がみられる際にはすぐに病院に受診しましょう。
耳の後ろが痛くて顔の動きに違和感がある症状は顔面神経麻痺の可能性あり耳鼻咽喉科へ
耳の後ろの痛みとともに、表情が歪んだり目が閉じにくくなったりした場合は、顔面神経麻痺が疑われます。これは耳の奥を通る神経がダメージを受けている状態で、特に帯状疱疹ウイルスが原因の場合は早期治療が麻痺の回復率を左右します。発症1週間以内の治療開始が望ましいので、できるだけ早く専門医の診察を受けてください。
病院受診・予防の目安となる「耳の後ろが痛い」ときのセルフチェック法
耳だれや難聴、耳の詰まった感じがある場合
夜も眠れないほどの激痛がある場合
痛みのある場所に水ぶくれや赤みがある場合
顎を動かすと痛みが走り、口が開けにくい場合
高熱を伴い、耳の後ろの骨の部分が赤く腫れている場合
顔の半分が動かしにくいと感じる場合

