「耳の後ろが痛い」症状についてよくある質問
ここまで症状の特徴や対処法などを紹介しました。ここでは「耳の後ろが痛い」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。
耳の後ろが痛くなる原因は何ですか?ズキンとしたり痛みの種類によっても診断は異なりますか?
小島 敬史(医師)
耳の後ろが痛くなる原因は多岐にわたり、痛みの種類は診断のための重要なヒントになります。一瞬だけズキンと走るような痛みは後頭神経痛などの神経原性の痛みであることが多く、持続的に重く痛む場合は筋肉の緊張やリンパ節の炎症が疑われます。また、ヒリヒリとした皮膚の表面の痛みは帯状疱疹などの皮膚疾患のサインであることが多いです。このように痛みの質や持続時間によって、疑われる病気は大きく異なります。
耳の後ろが痛い場合、まず何科に受診したほうが良いでしょうか
小島 敬史(医師)
耳の聞こえや詰まり感があれば耳鼻咽喉科、鋭い痛みや頭痛が強ければ脳神経内科、皮膚に異常があれば皮膚科が適切です。判断が難しい場合は、かかりつけの内科を受診し、症状に応じた専門科を紹介してもらいましょう。
片耳の後ろ側がピリピリ痛いのは後頭神経痛なのでしょうか?
小島 敬史(医師)
片側だけのピリピリした痛みは後頭神経痛でよく見られますが、帯状疱疹の初期症状である可能性も考えられます。数日以内に発疹が出ないか注意深く確認し、症状が続く場合は専門医に相談してください。
まとめ 耳の後ろが痛いときは
耳の後ろの痛みは、体の不調を知らせる重要なサインです。一時的な神経痛であっても、背景には過労やストレスが隠れていることがあります。一方で、中耳炎や帯状疱疹のように、早期治療が欠かせない病気も潜んでいます。痛みの特徴や随伴する症状をよく観察し、不安がある場合は我慢せずに医療機関を受診することが、健康を維持するための最全の選択です。

