お酒を飲んだ後にラーメンを食べるメリット

飲酒後にラーメンを食べる行為には、健康面での注意点がある一方で、一時的に体の状態を整える側面もあります。ここでは、医学的に考えられる主なメリットを整理します。
低血糖による不調を和らげる
飲酒後は、アルコールによる糖新生の抑制や肝グリコーゲンの枯渇により、血糖値が下がりやすくなります。この状態では、ふらつきや倦怠感、冷や汗などの低血糖症状が出ることがあります。
ラーメンの麺に含まれる炭水化物は、体内で速やかにブドウ糖へと変換されるため、低下した血糖値を一時的に回復させ、不調を和らげる効果が期待できます。
塩分・水分補給につながる
アルコールの利尿作用によって失われた水分やナトリウムを、ラーメンのスープによって補える点も一つの側面です。特に、飲酒後に口渇感やだるさを感じている場合、塩分と水分を同時に摂取できることで、体が楽に感じることがあります。
ただし、摂り過ぎると逆効果になるため、あくまで一時的なメリットと考える必要があります。
満足感・安心感を得やすい
温かいスープとしっかりした味付けは、飲酒後のリラックスした状態と相まって、高い満足感をもたらします。心理的な満足感が得られることで、「食べ足りない」「落ち着かない」といった感覚が収まりやすくなる点も、飲酒後に選ばれやすい理由の一つといえるでしょう。
お酒を飲んだ後にラーメンを食べるデメリット

一方で、飲酒後のラーメンには、体への負担が大きくなりやすい側面もあります。習慣化した場合に特に注意すべき点を確認しておきましょう。
塩分・脂質の過剰摂取になりやすい
ラーメンは1杯で多量の塩分と脂質を含む食品です。飲酒によって血管が拡張し、塩分の影響を受けやすい状態で摂取すると、むくみや血圧上昇につながる可能性があります。特にスープを飲み干す習慣がある場合は注意が必要です。
胃腸への負担が大きい
アルコールは胃粘膜を刺激し、胃酸分泌を促進します。その状態で脂質や濃い味付けの食事を摂ると、胃もたれ、胸やけ、腹部不快感を起こしやすくなります。飲酒後に胃の不調を感じやすい人ほど、影響を受けやすいと考えられます。
体重増加につながりやすい
飲酒後は判断力が低下しやすく、量や頻度の調整が難しくなります。その結果、「飲んだらラーメン」が習慣化すると、摂取カロリーが積み重なり、体重増加や肥満のリスクが高まります。

