デュビンジョンソン症候群の前兆や初期症状について
デュビンジョンソン症候群の発症者は、多くが無症状で経過します。
通常、胆汁の流れが悪くなってビリルビン値が高くなると、黄疸や上腹部痛などを認めることがありますが、デュビンジョンソン症候群ではこのような症状が見られることが少ないのが特徴です。症状があらわれても、軽度の黄疸程度にとどまるケースが多く見られます。
しかし、女性の場合には、無症状で経過していても妊娠やホルモン治療などによって黄疸が出現することがあります。
デュビンジョンソン症候群の検査・診断
デュビンジョンソン症候群の診断では、血液検査や肝生検などがおこなわれます。これらの検査に加え、黄疸を生じるウイルス性肝疾患や溶血性血液疾患、Rotor症候群、Crigler-Najjar症候群などの疾患と鑑別しつつ確定診断をおこないます。
血液検査では、ビリルビンの値を中心として肝機能や血液凝固能などさまざまな項目について調べます。また、確定診断のため、採取した血液を用いて遺伝子検査もおこなわれます。

