「卵巣がんとおりもの」についてよくある質問
ここまで卵巣がんとおりものなどを紹介しました。ここでは「卵巣がんとおりもの」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。
卵巣がんの手遅れとなる症状について教えてください。
阿部 一也 医師
卵巣がんは、早期の段階の場合、5年生存率は90%程度です。一方、脳や骨などの遠隔臓器に転移があるような段階では20%程度となります。
卵巣がんの完治が難しいケースとしては、がんがかなり進行している、あるいは再発した場合などがあると考えられます。そのような場合、例えば腹水の貯留によりお腹が大きく膨れる、強い腹痛が持続する、呼吸困難が出る、体重減少や全身の衰弱が顕著になるといった症状が現れます。この段階では治療が難しくなることも多いため、日常的な体調変化の段階で受診することがとても重要です。
編集部まとめ
おりものの変化は卵巣がんのサインとなる場合もありますが、多くは細菌性腟炎やトリコモナス腟炎などの性感染症、あるいは生理的変化によるものです。しかし「いつもと違う」と感じたときに放置してしまうと、重大な病気を見逃す可能性があります。卵巣がんは早期発見が難しい病気だからこそ、気になる症状があれば早めに婦人科を受診し、必要な検査を受けることが大切です。

