大谷翔平選手、ベッツ選手、フリーマン選手をはじめ、多くのスター選手が所属するロサンゼルス・ドジャースを率いて、2024シーズンのワールドチャンピオンに導いた名将デーブ・ロバーツ監督へのABEMA独占インタビュー企画「おはようロバーツ」が、ABEMAにて9月29日に放送された。
■大谷翔平のノーヒット投球を絶賛「プレーオフ級パフォーマンスでした」
本放送回では、前回に引き続き、ロバーツ監督の自宅でインタビューを実施。2年連続50本塁打という偉業を達成した大谷翔平選手のすごさから、ワールドシリーズ連覇へ向けた構想、ナ・リーグのポストシーズン大予想まで、ロバーツ監督の本音に迫った。
メジャー6人目となる2年連続50本塁打を達成した大谷選手について、ロバーツ監督は「今年は投手をやりながら、打者としても昨年と同じような成績を残したのは素晴らしい」「打者と投手では考え方が違うと思う。翔平も投手と打者では違う人格を持っている」と絶賛。
さらに、「投手の時は攻撃的で支配的、どの球を投けるかを自分で決める」「反対に打者の時はより落ち着いて何にでも対応しようという心構え、なおかつ相手から研究や対策をされている中で安定した打撃成績を残せるのは素晴らしい」と、二刀流としての“両面の顔”を持つメンタルの強さに敬意を表した。
■「山本・スネル・翔平、そしてグラスノー」ポストシーズン先発構成&ブルペン再建の手応えを語る
また、日本時間10月1日(水)から幕を開けるポストシーズンの先発構成について、ロバーツ監督は「理想のローテーションは山本由伸かスネルが1、2番手、翔平が3番手」「どちらにせよこの3人がエース。そしてグラスノーが4番手」と、4人の中心選手名を明確に挙げた。
シーズン終盤にブルペン陣が振るわなかったことについて、「正直に言えばブルペン陣はもっと良くなると信じている」とし、「ポストシーズンではブルペン全員でなく、使うのは一握りの投手。だから我々が送り込む投手はいい投球をしてくれると確信している」と、選び抜かれた少数精鋭への信頼を語った。
■ロバーツ監督息子が登場 日本の駄菓子にロバーツ親子がご満悦「お気に入りだよ」
インタビューのラストでは、番組スタッフから贈られた“縁起の良い”日本の駄菓子を試食。「ビッグに勝つ」と願いを込めた『ビッグカツ』と、「勝って喜ぶ(よろこんぶ)」をかけた『都こんぶ』を手にしたロバーツ監督は、とくに「これは好き」「お気に入りだよ」「息子にも食べさせよう!」と『都こんぶ』を絶賛する。
直後、マイナーリーグでプレイする息子コール・ロバーツ選手がまさかの登場。父のすすめで『都こんぶ』を食べたコール選手も「マジで美味しいね」とコメントし、ロバーツ監督は「持っていっていいよ。3〜4個もらったから」と笑顔でお裾分け。普段はあまり見ることのできない親子の交流に、あたたかな空気に包まれるインタビューとなった。『おはようロバーツ』は、現在もABEMAで無料配信中。

