「実父・継父ともに有名俳優」ジュノンボーイ入賞の22歳俳優が“出世コースを進む”と言えるワケ

「実父・継父ともに有名俳優」ジュノンボーイ入賞の22歳俳優が“出世コースを進む”と言えるワケ

使えるものは使いながらも、いたって冷静沈着に出世コースを進む新人俳優がいる。第37回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストでフォトジェニック賞を受賞した谷原七音である。

 同コンテスト開催時から「谷原」姓に注目が集まり、父が谷原章介であることは知られていた。

 そんな谷原七音にとって、本格的な顔見世興行となるドラマ『東京P.D. 警視庁広報2係』(フジテレビ系、毎週火曜よる9時放送)では、どんな演技力を発揮しているのか? “イケメン研究家”加賀谷健が解説する。

着実な出世コースを進む谷原七音

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「この街のことは隅々まで知ってんだよ」と誇らしげな主人公・今泉麟太郎(福士蒼汰)は、犯人との逃走劇を制し、これで自分も警視庁捜査一課の花形刑事かとぬか喜びしていた。が、異動先は広報課だった。刑事らしい(と想像する)職務はもちろんない。

 麟太郎の上司・下地和哉(正名僕蔵)によると、広報課長ポストは「幹部の登竜門」らしい。ここは、エリート警官にとってはむしろ出世街道の通過点。かたや一般的な警官にとっては、ほとんど島流し的な人事異動なのか(?)……。

 麟太郎はこれから一緒に働く同僚たちを紹介される。確かにキャラが強めのメンバーが揃っている。その中で若手の玉田宏樹は、やる気があるのかないのか、掴みどころのない表情を浮かべて、頼りない。

 が、本作『東京P.D. 警視庁広報2係』(以下、『東京P.D.』)この役を演じる谷原七音にとっては、(俳優として)着実に出世コースを進んでいることになるのだが。

本格的な顔見世興行として

 本作で谷原が演じる玉田役は、基本的に与えられた業務を流れ作業的にこなしていける、情報処理能力に長けた若手だ。自分の気が乗らないことにはそれなりの対応しかしないし、なるべくコスパよく働きたいタイプ。

 今時の若者像を単純に象徴するようなキャラクターでもあるが、正義感が強く熱血キャラな麟太郎に心が動かされたりもする。第2話で警視庁上層部による隠蔽を阻止しようとする麟太郎の単独行動に対して、玉田が業務外にもかかわらずサポートしようと率先して動く。

 結果的に隠蔽の実態を明るみに出せなかった麟太郎が、やけになって記者たちに暴露しようとする同話クライマックスでは、「ダメっすよ」と踏みとどまらせようとする。画面上では福士蒼汰の後ろでピントがボケていたが、その声は静かでも力強かった。

 こうした職場内の若手キャラは、谷原のような新人俳優にとっては本格的な顔見世興行として、等身大の魅力が伝わりやすい。



配信元: 女子SPA!

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