札幌で37年間愛されたミスドが閉店…→最終日にレシートに書かれていた“メッセージ”に感動|元TBSアナ・アンヌ遙香

札幌で37年間愛されたミスドが閉店…→最終日にレシートに書かれていた“メッセージ”に感動|元TBSアナ・アンヌ遙香

レシートに印字された“メッセージ”

 ミスタードーナツJR札幌店で、最終日に渡されたレシートに記されていたメッセージ 札幌駅北口のミスド最終日、私は出演しているSTV(札幌テレビ)の番組の取材で駅前にたまたまおり、せっかくならばと足を運んでみました。

 普段から混み合っている店舗でしたが、この日はレジに並ぶ列がずらっと続き、それはお店の外にまではみ出すほど。

 懐かしくて、ちょっと寂しくて、思い出作りに、など特別な気持ちで訪れていた人も多くいらしたでしょうが、イートイン席にはテスト勉強に励んでいるであろう学生さんや、なにやらPCで作業している人、けらけらと笑い声をあげながら友人とカフェタイムを楽しむ女性など、いつもと変わらない光景も広がっていました。

 いくつかドーナツをトレーに乗せお会計へ。お気に入りのポンデリングなど購入。

 いただいたレシート、いつもならそのままお財布にしまってしまうところでしたが、この日はなぜかレシートに目を落とした私。

 そこには「これからもドーナツの数だけ思い出が増えますように 37年間ありがとうございました」の文字が……!

 レシートメッセージといえば、最近は道内のコンビニ「セイコーマート」が、昨今の大雪をうけて「今日も除雪作業ありがとうございます」と、じんわりくるメッセージをレシートに記載し、全道民を泣かせたということがありましたが(過去記事をごらんください)、ここでミスドもやってくれちゃっている!

年を重ねるほどに増える「お別れ」

 たくさんの思い出をいただいたのみならず、これから新たな思い出をつくっていってね、とポンと肩に手を置かれたような感覚。同世代の友人にこのレシートの存在を伝えたら、「37年ってだって私たちの同級生みたいなもんだよね」としみじみと一言。

 そうだよ、ここのミスドは「同級生」なんだよなあ。

 慣れ親しんだものが、開発などによりなくなってしまうのは仕方のないこと。

 ただ、年齢を重ねれば重ねるほど、こういう「お別れ」が増えていくのでしょうね。

 出会いがあれば必ず別れもある。頭ではわかっているけど、今回はちょっと残念な気持ちが勝っちゃったかも。あ、ところでポンデリング、美味しいですよね。

<文/アンヌ遙香>

【アンヌ遙香】
元TBSアナウンサー(小林悠名義)1985年、北海道札幌出身、在住。現在はフリーアナウンサーとしてSTV「どさんこWEEKEND」メインMCや、情報番組コメンテーターして活動中。北海道大学大学院博士後期課程在籍中。文筆家。ポッドキャスト『アンヌ遙香の喫茶ナタリー』を配信中。Instagram: @aromatherapyanne



配信元: 女子SPA!

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