
毎年2月22日(ニャンニャンニャン)“猫の日”恒例の企画として、BSテレ東は一日限り「BSキャッ東!」に改名して丸一日中“猫まみれ”の特別編成を放送する。2026年も2月22日(日)夜7時から、毎年恒例「オールねこ感謝祭!! ニャン♪にゃん♪オフ会」を放送。MCに中川翔子、岩井勇気、ゲストに松井ケムリ、信子といった猫好き芸能人を迎えての特別番組だ。今回は「出会いと出産」をテーマに、それぞれの愛猫とのエピソードが語られる。出会い、出産と言えば中川も2025年9月に双子を出産して話題に。中川と岩井に猫との出会い、暮らしの中の愛猫との関係性をたっぷり語ってもらった。
■「出会い」と「出産」、壮大なテーマで送る今年の番組内容
――今回の収録、癒しだけでなく感動もあって、見ていてとても楽しかったです。
中川翔子(以下、中川):命のことをとても丁寧に繊細にわかりやすく伝えられたと思います。(猫のことは)長く見てきていますが、私自身とても勉強になりました。もし目の前で猫が出産してしまったら、子猫たちをとっさに助けるには知識がないと難しいじゃないですか。だから今回VTRで見たボランティアさんの活動と行動は、本当に尊敬します。
岩井勇気(以下、岩井):寝ずにやっているのがすごかったですね。保護猫施設のVTRではすごい事件を収めていて、偶然得た知識がなかったら助けられなかった命だったんじゃないかなと思います。そういうことがありうると考えたら、絶対に見ておいた方がいい内容だと思います。
――今のお話のように、今回は「出産」と「出会い」がテーマでした。このテーマを聞いたとき、どう思いましたか?
岩井:壮大ですね。見ていただければわかりますが、本当に壮大なテーマです。
中川:私は小さい頃から当たり前に猫がいる環境で育ってきたものの、出産に立ち会ったことはありませんでした。子猫に接するのはボランティアさんが育ててくれた子猫を引き取るか、子猫を拾うか。
そのため「出産ってどういう感じなんだろう?」と思っていたところ、思いがけず私も双子を授かることに。出産という大イベントは人生が全て塗り替わるぐらいの大変さでしたから、ボランティアさんのところで猫ちゃんが7匹も産んだのを見て感動してしまいましたね。出産、子育てがどれだけ大変なことなのかを体感したことで、改めて尊敬の念を持ちました。
保護猫ボランティアの活動は、“助けたい”という気持ちがあればできるものではありません。お世話をすることはもちろん、体調を見極めて病院に連れていく必要もあります。譲渡での出会いも、猫に人生を捧げてくださっている方のおかげです。
それに高齢になった猫ちゃんには、定期的な通院も必要。私もうちの子で経験したのですが、高齢猫のお世話は本当に心が削られていくんですよ。もちろん、お金もたくさんかかります。だけどそんなことよりも、猫が生き抜いてくれたことに何倍も救われるんですよね。
――らいちゃんは心臓にペースメーカーを入れる手術をしたそうですね。
中川:120万円かかりました。でも、らいちゃんのためなら「えんやこら」です。
■お母さん、息子、昔からの友達…猫と2人の関係性
――猫と出会って、ご自身の行動や生活で変わったことは何がありますか?
岩井:猫ファーストになったんじゃないですか(笑)―。うちのモネは実家猫なので、実家によく帰るようになりました。モネに会いたいから、それを口実に実家に帰る頻度が上がったと思います。
中川:私は常に猫がそばにいる人生だったので、変わったことがわからない(笑)。子ども時代を振り返ると、親みたいな、先輩みたいな、お兄ちゃんみたいな感じで猫がそばにいましたね。
そうした中でやっぱり特別だった子もいました。マミタスはお母さんみたいに母性で包んでくれたから敬語で話しかけていたし、メポは息子だったなと思います。息子として話しかけていた私に、メポも命を懸けてたくさん愛を伝えてくれたなと思います。らいちゃんは今、人生の師匠ですね。
――岩井さんにとってモネちゃんは?
岩井:昔から遊んでいた友達ですね。引っ掻かれても別に怒る気にはならないし、いて当たり前だけど、近くなりすぎない昔からの友達という感覚です。これからもずっとそういう関係だと思っていて、逆に全く引っ掻かれなくなったら体調を心配しますね。元気のバロメーターでもあるから、それがなくなったら「どうした?」って心配になると思います。
■猫には愛と感謝を伝えながら、生涯を背負う覚悟が必要
――猫ブームが定着して、猫を飼いたいという人もどんどん増えています。そういう方たちに伝えたいことはありますか?
中川:猫って人生を助けてくれるし、癒やしてもくれるし、猫がいたから乗り越えられた人生の山がたくさんあったなと今日改めて思いました。だけど猫は癒しを与えてくれる存在というだけでなくて、飼い主も猫に愛と感謝を伝えながら、生涯を背負っていく覚悟が必要になります。その第一歩として、この番組を通じて幸せになれる猫の命が増えたらいいなと思います。
岩井:今回見たVTRでは、もともと先住猫ちゃんがいる家に猫ちゃんが新しく迎えられる形だったんです。2匹飼っている家で知識もあり、新しい猫ちゃんを迎え入れるにあたってもかなり丁寧に環境への“慣れ”を促して、先住猫との相性にも気を割いていたことがわかります。いま漠然と「猫を飼いたい」「もう1匹飼いたい」と思っている人はこの番組を見て、一度“新しい猫を迎え入れる”心構えを確認してもらうといいんじゃないでしょうか。
中川:私も知っているつもりになっていただけで、何が正しいのかわからないままだったかも。確かに猫同士にも性格の相性ってあるんですよね。猫によっては本当に相手をやっつけちゃおうとする子もいるから、部屋を分けるしかないこともあります。見ていると胸が苦しくなりますけど、そういうことも学べてよかったと思いますね。今後の勉強にもなりました。
■妊娠中、らいちゃんがゴロゴロ胎教してくれた
――中川さんはご出産し、お母さんになってから猫との暮らしに変化はありましたか?
中川:「生まれてくる命が頑張ってくれたんだ」と我が子を産んだときに思ったことが、今日見た猫の出産でも「猫たちすごい、かっこいい」とフラッシュバックしました。
私は前に飼っていた“伝説の猫”マミタス様が、新しく迎えた子猫におっぱいをあげていた姿が忘れられなくて。そういう大いなる愛、大いなる母性というものを猫もちゃんと持っているんだと思うと、たとえばこれから子育てするなかで寝不足になっても「いやいや、猫たちはもっと頑張ってるぞ」と思えます。猫への尊敬の気持ちを思い出すことで私も頑張れそうだし、そろそろ猫たちと双子を対面させたいので、それが楽しみでもあります。
岩井:双子と猫いっぱいってすごいね。
中川:もう尊いです!私も子どもの頃、1人で留守番しているときにいつも猫たちがいてくれたから寂しくなかったんですよね。友達というか、家族。お兄ちゃんみたいな感じでそばにいてくれて。双子ちゃんも「お兄ちゃん、お姉ちゃんがいっぱいいる」と思ってくれたらいいなと思います。
――中川さんは妊娠中に猫がゴロゴロして胎教していたと話されていました。
中川:らいちゃんですね。本当に全てをわかってくれている感じでした。他の猫ちゃんは「猫ですよ」って感じなんですけど、らいちゃんは人間のおじさんと話しているみたいな気持ちになるんですよ。心配もしてくれるし。
マミタスもそうでしたけど、人が弱ったり怪我をしたりしているとゴロゴロをしにきてくれるんですよね。あの音には回復の効果があると聞いたことがあって、つまり弱った身体を回復させるために来てくれるんです。私の妊娠もわかってくれているような感じで、そばに座ってゴロゴロ言ってくれていました。応援してくれてるのかなと思っちゃいますよね。
らいちゃん自身も心臓の手術を乗り越えています。遠い病院に入院したのですが、会いに行くと立ち上がって「お家帰りたいよ」と鳴いて…。色々わかっているんだと思うと、穏やかに今日を過ごせていることが最高の幸せなんだ…と、らいちゃんから教わりました。
■12歳のモネちゃん、引っ掻かなくなったことが逆に心配
――岩井さんはこの一年で、モネちゃんとの関係に何か変化はありましたか?
岩井:モネは12歳になって、ちょっと落ち着いてきた感じです。あまり噛んだり引っ掻いたりはしなくなりました。妹が飼っている猫と会わせたときも攻撃的な感じはありませんでしたね。逆に妹の猫の方に攻撃されたりしたんですけど、それに対してもあまりやり返さない。肉体と精神の変化が、猫にもあるのかなと思っていますね。サンシャイン池崎くんの猫はめちゃくちゃ懐っこくて「ああいう猫いいな」と思いますが…大人しくなると、それはそれで寂しいですね(笑)。
中川:モネちゃん、ツンデレですもんね。
岩井:人によって猫のかわいいと思うところは違いますよね。モネはやっぱり、引っ掻いたりとか攻撃性のあるところがかわいいですね。
■「BSキャッ東!」、猫好きにとって信頼できるテレビ局
――2月22日はBSテレ東が「BSキャッ東!」に変わるということで、楽しみにしている方にメッセージをお願いします。
中川:もう恒例になってきつつありますが、「BSキャッ東!」に変身してくれるBSテレ東さんは猫好きにとってこの上なく信頼できるテレビ局さんだなと思います。猫を飼っている人たちは「猫が幸せでいてくれるために頑張ろう」というマインドになる日だと思いますし、「この日は絶対ちゅ~るあげよう」とか、「早く帰って一緒にご飯を食べよう」とか、ワクワクする大事な日になるんじゃないかと思います。
家族団らんで猫たちを中心に「BSキャッ東!」の番組を見る。これが毎年の幸せの一部に、人生の一部になるレベルまで馴染んでほしいので10周年、20周年、50周年を目指して頑張りたいですね。
岩井:前回もすごく楽しかったですけど、2026年はさらに壮大になりましたよね。猫に感謝を伝えるだけでなく、番組も進化している。楽しみにしてほしいです。22周年を目指して(笑)。
中川:他の番組にはない周年の数字ですね(笑)。

