【男性】オキシトシンが分泌されるとどんな効果がある?

オキシトシンは男性の生殖機能や精神状態、対人関係にも影響を及ぼします。
射精に関与する
オキシトシンは性的興奮時に分泌が高まり、精管や前立腺の収縮を介して射精反射に関与するとされています。
精巣におけるテストステロンの産生に影響を与える
オキシトシンは精巣機能と関連し、テストステロン産生に間接的な影響を及ぼす可能性が示唆されています。これにより、性機能や気分の調整に関与すると考えられています。
他者との関係に影響を与える
研究では、オキシトシンが対人関係における感情反応に影響を与えることが示されています。独身男性では拒否的な評価に対する否定的反応が抑えられる一方、交際中の男性では状況により異なる反応がみられたという報告があります(Zhaoら、2018)。
パートナーとの絆を深める
パートナーとの親密な交流やスキンシップによりオキシトシンが分泌され、信頼感や愛着形成が促されると考えられています。
ストレスや不安を軽減する
オキシトシンはストレスホルモンであるコルチゾールの分泌を抑制し、心理的緊張や不安の軽減に関与します。
【女性】オキシトシンが分泌されるとどんな効果がある?

女性ではライフステージごとにオキシトシンの役割が大きく変化します。
陣痛を促進する
分娩時にオキシトシンが分泌されることで子宮が収縮し、出産が進行します。状況に応じて、合成オキシトシンを使用した医療的対応が検討されることがあります。
乳汁の分泌
授乳時の乳頭刺激によりオキシトシンが分泌され、乳腺が収縮して母乳が分泌されます。
母子間の絆を深める
産後の子宮収縮による出血予防に加え、オキシトシンは母子の愛着形成にも重要な役割を果たします。
友好的な社会関係を築くことができる
オキシトシンは共感性や信頼感を高め、周囲との社会的関係の形成を後押しすると考えられています。
不安やストレスに強くなる
ストレス時に分泌されるコルチゾールの働きに作用し、オキシトシンは心理的な緊張状態の緩和に関与するとされています。

