「オキシトシンの効果」はご存知ですか?男女別の効果・分泌が多い人の特徴も解説!

「オキシトシンの効果」はご存知ですか?男女別の効果・分泌が多い人の特徴も解説!

オキシトシンの分泌が多い人の特徴

オキシトシンの分泌が多い人の特徴

オキシトシンは、精神的な安定や対人関係の形成に関与するホルモンであり、分泌が比較的高い状態では、日常生活におけるストレスへの耐性や、周囲との関係性に良い影響を与える可能性があります。ここでは、オキシトシンの分泌が比較的多いと考えられる人にみられやすい特徴について解説します。

安定した絆を形成することができる

オキシトシンの分泌が高まりやすい人は、家族やパートナー、身近な人との間で、信頼関係や愛着関係を築きやすい傾向があります。
これは、オキシトシンが安心感や信頼感の形成に関与し、「この人と一緒にいて安全だ」と感じる感情を支える働きをもつためと考えられています。その結果、人間関係が比較的安定しやすく、親密な関係を長く維持しやすい特徴がみられることがあります。

ストレスの多い状況にうまく対処できる

オキシトシンは、ストレスホルモンであるコルチゾールの分泌を抑制する方向に働くことが知られています。そのため、分泌が高い状態では、精神的な緊張や不安が過度に高まりにくく、ストレスのかかる状況でも比較的落ち着いて対応できる場合があります。
産後や生活環境の変化が大きい時期においても、情緒が安定しやすい要因の一つとして、オキシトシンの関与が示唆されています。

他人と協力する意欲が高まる

オキシトシンは、共感性や協調行動と関連するホルモンとしても研究されています。分泌が高まりやすい人では、他者の感情をくみ取ろうとする姿勢が自然に強まり、集団の中で協力的な行動を取りやすくなる傾向があります。
その結果、職場や家庭、地域社会などにおいて、円滑な人間関係を築きやすいと考えられています。

オキシトシンの分泌が少ない人の特徴

オキシトシンの分泌が少ない人の特徴

オキシトシンの血中濃度が極端に低下することはまれですが、分泌や作用が十分に発揮されない場合、身体的・精神的な影響がみられることがあります。ここでは、オキシトシンの働きが低下した場合に考えられる特徴について解説します。

出産時の子宮収縮が止まる

オキシトシンは分娩時に子宮を収縮させる重要な役割を担っています。そのため、オキシトシンの分泌や作用が不十分な場合、陣痛が弱くなったり、分娩の進行が遅れたりすることがあります。
医療現場では、このような場合に合成オキシトシンが使用されることもあります。

出産後の乳汁分泌が阻害される

授乳時には、乳頭への刺激によってオキシトシンが分泌され、乳腺が収縮して母乳が分泌されます。
オキシトシンの分泌が十分でない場合、母乳が出にくい、授乳がスムーズに進まないといった問題が生じることがあります。これは母乳量そのものだけでなく、授乳に伴う安心感やリラックス感にも影響する可能性があります。

うつ症状などの原因となる可能性

オキシトシンは情動調節やストレス反応にも関与しているため、その作用が低下すると、気分の落ち込みや不安感、孤独感が強まる可能性が指摘されています。
一部の研究では、オキシトシン機能の低下とうつ症状や産後うつとの関連が示唆されていますが、あくまで多因子的な要素の一つと考えられています。

配信元: Medical DOC

提供元

プロフィール画像

Medical DOC

Medical DOC(メディカルドキュメント)は800名以上の監修ドクターと作った医療情報サイトです。 カラダの悩みは人それぞれ。その人にあった病院やクリニック・ドクター・医療情報を見つけることは、簡単ではありません。 Medical DOCはカラダの悩みを抱える方へ「信頼できる」「わかりやすい」情報をお届け致します。