束縛と愛情は違う。気持ちが冷めた瞬間
先輩は黒い軽自動車に乗っていて、彼は窓の隙間から見えたその限定的な視界で「男の車」だと決めつけていたようでした。違うと言っても信じてもらえず……。私は仕事で疲れ切っていたこともあって、次第に彼とこのようなやりとりをするのが馬鹿らしくなってきてしまいました。そして、私の中で彼への気持ちが一気に冷めていくのを感じて……。
普段はやさしい彼ですが、もともと嫉妬心が強いところがあるなとも感じていました。何度違うと言っても信じてもらえず、疲弊してしまった私はその後、彼とお別れすることに。束縛は愛情表現ではなく、相手を信じられない不安の現れなのだと痛感した出来事でした。信頼が築けない恋愛は、たとえ相手がどれほどやさしくても、長く続かないものだと実感しています。
著者:佐藤さくら/30代女性・男の子2人を育てるママ。恋に悩み、喜び、涙した数々の経験をしてきたからこそ書けるリアルな恋愛エピソードを執筆している。
イラスト:ののぱ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートなどで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年5月)
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