インフルエンザにかかると、高熱や倦怠感などの症状に苦しむことになりますが、A型とB型ではどちらの方が症状が重いのでしょうか。同じインフルエンザでもウイルスの性質が異なり、それぞれに特徴があります。
本記事では、インフルエンザA型とB型はどっちがきついかについて以下の点を中心にご紹介します!
インフルエンザの予防方法について
インフルエンザA型とB型はどっちがきついかについて理解するためにもご参考いただけると幸いです。
ぜひ最後までお読みください。
※この記事はメディカルドックにて『「インフルエンザA型とB型」はどっちがきつい?それぞれの症状も解説!【医師監修】』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

監修医師:
本多 洋介(Myクリニック本多内科医院)
群馬大学医学部卒業。その後、伊勢崎市民病院、群馬県立心臓血管センター、済生会横浜市東部病院で循環器内科医として経験を積む。現在は「Myクリニック本多内科医院」院長。日本内科学会総合内科専門医、日本循環器学会専門医、日本心血管インターベンション治療学会専門医。
インフルエンザの予防方法

インフルエンザの重症化を防ぐ方法はありますか?
インフルエンザの重症化を防ぐためには、ワクチン接種、適切な体温管理、十分な水分補給が重要です。ワクチンは身体に入ったウィルス量が少ない場合に感染を防ぐ効果と発症した場合の症状を軽減し、重症化リスクを下げる効果が期待できます。高熱が続くと体力を消耗しやすいため、薄着で過ごし、首や脇の下などを適度に冷やして体温を下げる工夫が必要です。また、脱水を防ぐために水分補給をこまめに行い、塩分や糖分も適宜摂取することが推奨されます。
乳幼児や高齢者は重症化しやすく、肺炎やインフルエンザ脳症のリスクがあるため、異常行動やけいれん、呼吸困難などの症状が現れた場合は速やかに医療機関を受診することが大切です。
インフルエンザになりやすい方はいますか?
インフルエンザになりやすい方には、幼児や高齢者、免疫力が低下している方が挙げられます。5〜9歳の子どもは罹患率が高く、次いで10〜14歳の年齢層が多い傾向があります。これは、学校や幼稚園などでの集団生活によりウイルスに触れる機会が増えるためです。
また、高齢者や妊娠中の方、糖尿病や慢性疾患を持つ方、化学療法を受けている方、HIVなど免疫力が低下する疾患を持つ方も感染しやすく、重症化のリスクが高まります。
さらに、睡眠不足や栄養バランスの乱れ、ストレス、喫煙・過度な飲酒なども免疫力を低下させ、インフルエンザにかかりやすい要因となります。
インフルエンザへの感染を予防する方法はありますか?
インフルエンザの感染を予防するためには、ワクチン接種、手洗い・うがいの徹底、適度な湿度の維持が重要です。ワクチンを接種することで感染リスクを減らし、万が一かかっても症状が軽く済む可能性があります。外出後は石鹸を使ってしっかり手を洗い、うがいをすることでウイルスを洗い流せます。また、空気が乾燥するとウイルスが空気中に漂いやすくなるため、加湿器を利用して室内の湿度を50〜60%に保つことも効果的とされます。
さらに、バランスの取れた食事や十分な睡眠をとることで免疫力を高めることも予防につながります。感染が拡大している時期には、人混みを避け、マスクを着用することも有効とされます。
最後に、読者へメッセージをお願いします。
インフルエンザはA型・B型どちらにかかっても体に負担をかける感染症です。予防を徹底することで感染リスクを減らし、万が一かかってしまった場合も早めの対処が重要です。ワクチン接種や日常的な手洗い・うがいを心がけ、体調を整えて免疫力を維持することが大切です。流行シーズンには無理をせず、少しでも体調が悪いと感じたら早めに休むようにしましょう。
編集部まとめ

ここまでインフルエンザA型とB型はどっちがきついかについてお伝えしてきました。
インフルエンザA型とB型はどっちがきついかの要点をまとめると以下のとおりです。
インフルエンザA型とB型は異なるウイルスであり、B型はA型より症状が緩やかだが流行時期が遅く長引きやすい
インフルエンザA型は高熱や全身症状が強く、B型は微熱や消化器症状が目立ち、どちらも適切な治療が必要
インフルエンザ予防にはワクチン、手洗い・うがい、湿度管理、免疫力向上、人混み回避が重要
A型とB型のどちらがきついかは症状の現れ方や個人の体調によって異なりますが、どちらにせよ感染すると日常生活に大きな影響を及ぼします。感染を防ぐためには、ワクチン接種、手洗い・うがい、適度な湿度の維持、バランスの取れた食事などの対策が重要です。万が一感染してしまった場合は、医療機関を受診しましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
参考文献
呼吸器の病気|一般社団法人 日本呼吸器学会

