筆者の友人・K代は、子どもが小学生の時に子宮がんであることが判明しました。大きな病気を前に、K代はとても動揺し、さまざまな悩みを抱えたそうです。そんなK代に対し、とんでもないマウントを取ってきたママ友がいて……。
子宮がん
私は30代の半ばで子宮がんを患ってしまいました。
その時はちょうどPTAの本部役員をやっていたので、治療のことを考えると、2~3カ月は役員の仕事ができないと判断し、学校と会長さんに相談したのです。
すると、PTAの学年委員(本部役員ではない)のYさんがいきなり入ってきて「大変ね。私があなたの仕事は受け持つから、安心して治療して」と言ってくれました。
ありがたいと思った私はYさんの好意に甘えることにしたのです。
噂
その後、私は3ヶ月ほど経って、ようやく日常生活が送れるようになりました。
会長さんへ連絡をし、復帰すると伝えると、どうも会長さんの様子がおかしいのです。
「無理しないで」「こっちのことはいいから」と少し距離を置かれている感じがしました。
何か変だと思って尋ねると「Yさんから聞いたの。すでに手遅れの状態で、余命宣告をされたって」と言われたのです。
それは全くのでたらめ。
私は早期発見できたおかげで、手術こそ受けましたが、あとは通院で経過観察をしていく状態でした。
会長と相談し、Yさんには役員会の時に直接確認しようということになりました。

