ニキビ治療で気をつけたいことは?
編集部
日常生活において、治療中に気をつけるべきことはありますか?
高畠先生
まず、睡眠と食事が大切です。睡眠不足は皮脂分泌を増やし、糖質過多の食事は炎症を助長します。ビタミンB群や亜鉛を意識して摂ることもおすすめです。また、洗顔は必要以上に洗いすぎず、やさしく洗うことが重要です。1日2回、洗顔料を使ってやさしく洗うのが基本で、過度な摩擦や洗いすぎは逆効果になります。
編集部
スキンケア製品の選び方についても教えてください。
高畠先生
ノンコメドジェニック(毛穴を詰まらせにくい)表示のあるものを選びましょう。アルコールや強い香料の入った製品は刺激になることがあります。保湿も重要で、乾燥によって皮脂が過剰分泌される場合もあります。医師の指導のもと、自分の肌質に合うケアを続けることが改善への近道です。
編集部
治療中にメイクはしてもいいですか?
高畠先生
軽いメイクなら問題ありませんが、クレンジングの際に肌をこすらないよう注意が必要です。ファンデーションはリキッドやクリームではなく、肌への負担が少ないパウダータイプを選び、できるだけ毛穴をふさがないようにしましょう。清潔なパフを使うなど、衛生面にも気を配ることが大切です。
編集部
治療をうまく進めるコツはありますか?
高畠先生
ニキビ治療は「短期戦」ではなく「継続戦」と考えましょう。肌のターンオーバーが整うには数カ月かかります。焦らず、医師と相談しながら続けることが最も大切です。自己判断で薬をやめると再発しやすくなるため、根気よく治療を続けていきましょう。
編集部
最後に、メディカルドック読者へのメッセージがあれば。
高畠先生
ニキビは身近な皮膚のトラブルですが、自己流で悩み続ける必要はありません。近年は保険診療でも効果の高い治療薬が使えるようになり、早期から適切に治療することで悪化や痕を防げます。気になるときは、ぜひクリニックで専門的なケアを受けてください。
編集部まとめ
ニキビは正しい治療で改善が期待できます。市販薬を使って効果に一喜一憂するよりも、専門医の診察を受けることが早い解決への近道です。困ったことがあれば、早めに医師に相談してみましょう。

