施設に過度な期待はしない。母のために自分たちで整えていくことに #母の認知症介護日記 281

施設に過度な期待はしない。母のために自分たちで整えていくことに #母の認知症介護日記 281

アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。

母・あーちゃんが暮らす施設の訪問医と話すために、約束の時間から1時間半ほど待たされたワフウフさん姉妹。やっと対面できたと思ったのもつかの間、先生はあいさつをしてもニコリともせず、血液検査は3カ月に一度で十分だという意見を変えません。その威圧的な態度にワフウフさん姉妹は腹が立ちますが、それでも冷静に以前通っていた病院では月に一度検査をしてもらっていたことを訴えました。すると、訪問医の先生はワフウフさん姉妹の話を聞くどころか「僕にそれを求められてもできません」と開き直り、専門的な治療を望むなら紹介状は喜んで書くとまで言ってきたのです。診察放棄ともとれるこの発言に、ワフウフさん姉妹は言葉を失ってしまいました……。

立場によって考え方や感じ方は千差万別

ワフウフさん姉妹は、施設の訪問医との話し合いを持つことで、なんとか落としどころを見つけて施設での糖尿病治療を続けようと思っていました。しかし、最初からワフウフさん姉妹の話を聞こうともせず、絶対に譲らないというオーラがダダ漏れ……。何を質問しても納得のできる回答が得られず、結局あーちゃんの糖尿病治療は外の病院でおこなうことに決めました。すると、話し合いをしてから、なんとなく一部のスタッフさんの態度が変わったのです……。もしかしてクレーマー扱いされてしまった!? と思ったワフウフさん姉妹ですが、できないことを無理にお願いしたわけではないため、自分たちはクレーマーとは違うと言い聞かせていました。

母の認知症介護日記/ワフウフ

義兄から「施設のことをすべてブログに書いている」と言えば、施設側の対応が変わるのでは? と言われました。しかし、受付のお姉さんの顔をデフォルメしてしまった手前、それは無理かも……。

母の認知症介護日記/ワフウフ

あーちゃんの面会に行ったとき、スタッフルームにいた看護師さんと目が合ったのですが、すぐに背を向けられました。

母の認知症介護日記/ワフウフ

え? そんな対応する??? と思いましたが、最低限あーちゃんにだけはプロとして接してくれていると信じています。施設に入居して4カ月が過ぎ、いろいろと不満が出てきたように思います。

母の認知症介護日記/ワフウフ

実は、看護師さんや訪問医の先生と話す前、洗濯物のことでケアマネさんに相談したことがありました。「対応します」という言葉をもらいましたが、結局そのまま対応されることはありませんでした。

母の認知症介護日記/ワフウフ

このときは、姉と話し合って自分たちでやろうという結論に至りました。今のあーちゃんの状態でお世話が手薄になるなら、もっと状態が悪くなったときにどうなっちゃうの? と心配になります。みとりまでやってくれるというのも、この施設を選んだ理由でもあるのですが……。

母の認知症介護日記/ワフウフ

今回、看護師さんや訪問医の先生と話しているとき、一番ソワソワしていたのが、施設長さん。

母の認知症介護日記/ワフウフ

いろいろと気にかけてくれるのは伝わりますが、赴任してきたばかりということもあって、古株の看護師さんに意見はできない様子。立場上、つらいだろうと思います。今回のことで、施設での出来事は立場によって考え方や感じ方がまったく違うのだと気付きました。

母の認知症介護日記/ワフウフ

もともと、施設にあーちゃんのお世話を丸投げしたいわけではないので、これからは3人で協力しながら、あーちゃんが暮らしやすくなるように整えていきたいと思います。

先日、あーちゃんの面会に行ったとき、スタッフルームにいた看護師さんと目が合ったのですが、すぐに背を向けられました。いくら私たちに思うことがあったとしても、それって社会人としてどうなの?? と思ってしまいます。最低限、あーちゃんにはプロとして接してくれていると信じたいです。施設での生活が始まって4カ月が過ぎ、やはりいろいろと不満は出てきます……。

実は、看護師さんや訪問医の先生とやり合う少し前、ケアマネさんにもあーちゃんの洗濯物について相談したことがあります。そのときは「対応します」と言ってくれたのですが、結局まったく対応されず。大したことではなかったので、何度も言うよりは自分たちで対応してしまおうと姉と話したのですが、手が回っていないのか……? もしそうなら、今よりも状態が悪くなったときに、ちゃんと対応してくれるのかが心配です。みとりまでやってくれるというのも、この施設に決めた理由のひとつでもあるので、そこは気になるところです。

ちなみに、私たち姉妹が訪問医の先生や看護師さんたちと話しているとき、一番落ち着かない様子だったのは施設長さん。新しく赴任してきた方なので、おそらく古株の看護師には意見を言いにくいのだろうと思います。それでも、私たちに気づかいを忘れず、いい人だというのは伝わってきます。立場上、いろいろつらい思いもしているのでしょう……。私たちは施設にあーちゃんのお世話を丸投げするつもりはないので、これからは過度な期待はせず、自分たちであーちゃんが暮らしやすくなるように整えていこうと考えています。

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落胆するような結果になったとき、誰かのせいにするのは簡単ですが、それで事態が改善するわけではないので、ワフウフさん姉妹のように、現状を打破するために自分たちは何ができるのかと考える視点が持てるのは、素敵なことですね。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

著者/ワフウフ
昭和を引きずる夫、成人した息子娘を持つ50代主婦。実母のアルツハイマー型認知症発覚をきっかけに備忘録としてAmebaでブログを始める。2019年一般の部にてAmebaブログオブザイヤー受賞。 2023年4月、書籍「アルツフルデイズ 笑いと涙の認知症介護」発売。

配信元: 介護カレンダー

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