なぜ治りにくい?猫の口内炎の原因とメカニズム
猫の口内炎が治りにくいのは、単一の原因ではなく、複数の要因が複雑に関係しているためです。
その要因として、主に以下が挙げられます。
免疫異常が深く関与多くのケースでは猫の免疫システムが過剰反応し、口内の細菌やプラークに対して強い炎症を起こすと考えられています。これが治療を難しくしている要因のひとつです。
ウイルス感染との関連猫免疫不全ウイルス(FIV)、猫白血病ウイルス(FeLV)、カリシウイルスなどの感染は口内炎発症のリスクを高めます。これらウイルスが免疫系に影響し炎症を助長するとされています。
歯石歯垢などの口腔内環境歯垢や歯石の蓄積により口腔環境が悪化すると口内炎が生じやすいともいわれます。ただし、口腔環境が清潔でも口内炎になるケースもあります。
猫の口内炎の予防法とは?
口内炎は一度発症すると厄介なので、予防を実践し、できるだけ発症リスクを下げましょう!
毎日のデンタルケア
予防法のひとつは、口の中を清潔に保つことです。口腔環境が清潔であれば、口内炎のリスクも下げることを期待できます。
できるだけ若く健康なうちから、ガーゼや専用の歯磨きシート、歯ブラシを使ってケアする習慣をつけましょう。
しかしすでに成猫で歯ブラシが難しければ、飲み水に混ぜるタイプのデンタルケア用品や、デンタルケア用のおやつを活用するのも一つの手です。
ワクチン接種による感染症予防
前述の通り、猫カリシウイルスなどのウイルス感染は口内炎の大きな要因と考えられています。
そのため混合ワクチンの接種を行い、猫カリシウイルス感染症の発症を防ぐことが、結果として将来の口内炎予防につながります。
とくに多頭飼育の場合や外に出る猫は、蔓延を防ぐためにもワクチンが重要です。

