トイレの環境も見直そう!

トイレシーツで遊んでしまう犬の場合
退屈すると、ペットシーツで遊んでしまう犬も多いです。そういう場合は、ペットシーツの上に網でカバーをかけるような形態の、トレーニング用トイレを利用するというのも一案です。
トイレに間に合わなくなった場合
老犬の場合、トイレに間に合わなくなったという可能性もあります。筋力の低下で足元がおぼつかなくなり、トイレに辿り着く前に排泄してしまうのです。
筋力低下に加え、視力や嗅覚などの感覚器官や脳の機能も低下します。視界に紗がかかったようによく見えない、ニオイが昔ほど察知できない、方向感覚がわからないなどの理由で、トイレに辿り着けない可能性もあります。
通常、トイレは犬の寝床や遊び場からは離す方が良いのですが、状況により寝床の近くに設置するとか、愛犬が過ごす場所にはトイレシーツを敷き詰めるといった工夫も大切です。
まとめ

犬のウンチが部屋中に散らばっている裏には、さまざまな要因が隠れています。中でも多いのが、トイレの行動習慣がまだ身についていないことや、飼い主さんにかまって欲しくてわざとやるといった理由です。
飼い主さんのリアクションは、犬の行動を左右する力を持っています。原因を見極めた上で冷静に対処することが、何よりの近道になるでしょう。手に負えない場合は、動物病院やドッグトレーナーなどの専門家の力も借りましょう。

