通所型の介護保険サービス

通所型の介護保険サービスには、通所介護(デイサービス)や通所リハビリテーション(デイケア)などがあります。
介護保険施設の種類と概要
介護保険施設は、公的な介護保険が適用される入所型の施設で、主に特別養護老人ホーム(介護老人福祉施設)、介護老人保健施設、介護医療院の3種類があります。特別養護老人ホームは、重度の要介護状態で在宅生活が難しい方が長期的に生活し、日常生活全般の介護や健康管理を受ける場です。介護老人保健施設は、医師やリハビリ専門職が配置され、在宅復帰を目標に、医療管理やリハビリ、日常生活訓練を集中的に行う中間的な施設です。介護医療院は、長期的な医療管理と生活の場を一体的に提供する施設で、慢性期で医療ニーズが高い方が対象です。
参照:『介護保険3施設の概要』(厚生労働省)
短期滞在型のサービス
代表的なのは、短期入所生活介護・短期入所療養介護、いわゆるショートステイです。特別養護老人ホームや介護老人保健施設、介護医療院などに数日から数週間程度入所し、食事・入浴・排せつなどの日常生活の介護や機能訓練(リハビリ)、必要に応じた看護や医療的ケアを受けることができます。利用目的には、家族の病気や冠婚葬祭、出張など一時的に在宅介護が困難な場面や、介護者の心身の負担軽減(レスパイトケア)が含まれ、在宅生活を続けるための重要な支援手段となっています。
長期滞在型のサービス
特別養護老人ホーム(介護老人福祉施設)、介護老人保健施設、介護医療院などの介護保険施設が中心です。特別養護老人ホームは、原則要介護3以上の重度の要介護状態で在宅生活が難しい方が、生活の場として長期に入所し、食事・入浴・排せつなど日常生活全般の介護と健康管理を受ける施設です。介護老人保健施設は、在宅復帰を目標に、一定期間(原則3〜6ヶ月程度)入所しながらリハビリや日常生活訓練、医療管理を受ける中間的な施設で、その後も状態により長期利用となる場合があります。介護医療院は、慢性期で医療ニーズが高く、長期的な療養と生活支援を一体的に提供する場として位置づけられており、医療と介護の両面から生活を支える長期滞在型サービスです。
参照:
『特別養護老人ホーム(特養)とは 』(健康長寿ネット)
『介護老人保健施設(老健)とは 』( 健康長寿ネット)
地域密着型サービス

地域密着型サービスは、住み慣れた地域で暮らし続けられるよう、市町村を単位とした身近な圏域で提供される介護保険サービスです。
地域密着型サービスの概要
認知症高齢患者さんや中重度の要介護高齢の方などが、できるだけ住み慣れた地域で生活が続けられることを目的とした介護保険サービスです。小規模多機能型居宅介護や認知症対応型通所介護、認知症高齢者グループホーム、地域密着型特別養護老人ホームなどが含まれ、市区町村が事業者の指定・監督を行い、その市区町村に住む要支援・要介護認定を受けた高齢の方が主な対象です。
参照:『地域密着型サービスとは』(健康長寿ネット)
主な地域密着型サービスの種類
定期巡回・随時対応型訪問介護看護、夜間対応型訪問介護、地域密着型通所介護、認知症対応型通所介護、小規模多機能型居宅介護、看護小規模多機能型居宅介護、認知症対応型共同生活介護(グループホーム)などがあります。これらはいずれも、市区町村が指定・監督を行い、その市区町村に住む要介護高齢の方を対象として、少人数・顔なじみの職員によるケアを特徴とします。例えば、小規模多機能型居宅介護では通いを中心に訪問と泊まりを柔軟に組み合わせることができ、グループホームでは少人数で共同生活を営みながら、認知症の方がこれまでの生活に近い形で暮らし続けられるよう支援します。
参照:『地域密着型サービスの概要』(関東信越厚生局)

