
元宅配ドライバーのゆきたこーすけ(@kosukeyukita)さんは、現場のリアルなエピソードを漫画で発信している。今回は、19時から21時の時間指定をしたにもかかわらず、19時2分に帰宅したときには既に不在票が入っていたという、利用者にとって悔しい「あるある」な体験談を紹介する。ゆきたさんは、配達員の立場からこの「2分の壁」が生じる裏事情について語ってくれた。
■配達員が最短ルートを急ぐ理由



ネット上でも「ギリギリの時間に不在票が入っていて悔しい」という声は多い。クール便や代引き、大きな荷物などは時間指定をするしかない場合も多いため、この問題は避けられない。配達員の視点で見ると、19時から21時は「最も」配達がきつい時間帯であることが多いという。営利企業として稼働を絞るよう会社から指示されることもあり、少ない人数で広範囲をカバーしなければならないときもあるのだ。
最短コースですべての利用者に間に合うように走るため、どうしても「融通が利かない」と思われるような対応になってしまう。また、朝8時ごろに配達に来るドライバーが非常に早い理由についても、宅配便の仕事は朝が一番忙しく「少しでも早く出車したい」という現場の切実な思いがあるようだ。
■働き方改革によるサービスの変化
かつては19時ごろに不在票を入れた相手から21時ごろに再配達の依頼電話が来ることもあったが、現在は働き方改革の影響もあり、19時以降の電話受付を停止しているのが普通だという。宅配会社のやり方も時代とともに変化しているのだ。
時間指定と配達ルートの最適化は、現場にとって日々避けて通れない課題である。効率化を突き詰め、一軒でも多く届けようと奮闘する配達員の姿を知ると、不在票一枚の重みも違って見えるかもしれない。
取材協力:ゆきたこーすけ(@kosukeyukita)
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