わたすさんは息子・すーさんと娘・姫ちゃんのママ。歯科医である夫・健(たける)さんは三兄弟の長男です。健さんの両親と祖父母の3世帯で同居するため、新しく家を建てることになりますが、義母は引きこもり中の末っ子・たいさんを溺愛し、同居をきっかけに本性を現し始めます。
価値観の違いや、ゴミを溜める癖、わたすさんを軽んじるような発言が重なり、ついにわたすさんの怒りが爆発! 大喧嘩に発展しても、改心する様子のない義母に、わたすさんは同居の解消を視野に入れつつ、義母と距離を置くことにしました。
そんな中、健さんは引きこもりだとばかり思っていた弟・たいさんから就職が決まったと報告を受けます。義弟は、職場でのトラブルにより自信を失ったこと、就職活動がうまくいかなかったこと、すーさんの言葉に救われたことなどを打ち明けてくれたのです。
就職が決まった義弟は…
義弟は、すーさんとの件がきっかけで、家族の存在を思い出し、もう一度前に進む決心がついたと語ります。












「話すって大事なんだね」
義弟は、大学の友人や、兄にも連絡し、相談に乗ってもらったと話します。
就職活動では多くの企業で面接を受け、そのうちの1社に前職を辞めた理由を正直に打ち明けたところ、内定をもらえたとのこと。
仕事が決まった義弟は、義母に反対されながらも、来週には家を出ると言います。
「家族に迷惑かけた分、ひとりで頑張る」
そう言って笑い、義弟は引っ越していったのでした。
悩みや気持ちを正直に話すことは、当たり前のようで、意外とできていなかったりするものです。知らず知らずのうちに、自分の気持ちにフタをすることで、悪循環になっていたのかもしれませんね。
家族や信頼できる人に打ち明けてみると、支えてくれる人がいること、理解しようとしてくれる人がいることに改めて気づき、自分の存在も少しずつ認められるようになるのではないでしょうか。案外、自分の価値を決めつけていたのは、過去に縛られた自分自身なのかもしれません。負った傷はすぐに消えるものではありませんが、思い詰めたときこそ、まずは自分を労わってあげたいですね。
次の話を読む → 著者:マンガ家・イラストレーター わたす2児の母、普段は旦那が経営する歯医者に歯科助手としてクリニック勤務。主に波瀾万丈な実体験漫画描いてます!

