本格的な証拠のために、あるものをセット
しかし、これだけでは不十分です。
「風俗店の利用」という事実を推測できても、彼が位置情報をどう偽装したかまでは、完全に説明できません。より完璧な証拠が必要です。
私は一か月かけて、入念な準備を進めました。
インターネットで、車の下部に設置できる、小型のGPS追跡機器を入手しました。彼の車のバンパーのウラに、強力な磁石で機器を固定しました。
そして、ついに「その日」が来ました。
祐介は、「職場の同僚の家で宅飲みしてくる。おそくなるから」と言い残し、車で出かけました。
私の手元にある、共有されたスマートフォンの位置情報は、確かに、同僚の住むマンションの場所で止まっていました。しかし、車のGPSは、そこから移動を開始しました。
繁華街、そして、ラブホテルが立ち並ぶエリアへ。
GPSの信号は、ホテルの敷地内で2時間にわたって滞留しました。スマートフォンは同僚にあずけ、自分だけが車で移動したのでしょう。
同僚と口うらを合わせ、位置情報を偽装した気でいる祐介の姿を想像すると、怒りをとおり越して、彼の浅はかさに、くらい部屋で、一人、笑いが止まりませんでした。
あとがき:夫のうらぎりと妻の執念
あまりにも用意周到な手口に、ここまでして浮気がしたいのか…と、あ然としてしまいますね。また、真里の「執念」とも呼べる証拠集めにも、目を見張るものがあります。あたらしい人生に向けて、きっちりと関係を精算するためにも、真里にエールを送りたくなりますね。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています
記事作成: kgrddm
(配信元: ママリ)

