古物商が仕入れた「古いお雛さま」→“謎の付属品”の正体に涙 「太平洋戦争の真っ只中」「泣けてきます」

古物商が仕入れた「古いお雛さま」→“謎の付属品”の正体に涙 「太平洋戦争の真っ只中」「泣けてきます」

 仕入れた古い雛人形とセットになっていた驚きの品の写真が、Threadsに投稿されました。ポストの閲覧数は記事執筆時点で2万1000回を超えており、1600件以上のいいねを集めています。

 写真を投稿したのは栃木県足利市にある「中村商店」(@nakamura_antiques)のアカウント。古美術や古道具、民芸品を扱っているお店です。

 ある日、古い雛人形を仕入れたところ小さな箱も入っていることに気付きました。かわいらしい模様をした箱のサイズは現代の500円玉より少し大きい程度。その正体は「お針箱」を模したミニチュアで、糸切りバサミや複数の糸の束が入っていることが分かります。

 フタの裏面を見ると、これは昭和19年に入学祝いとして誰かに贈られた品のようです。当時は太平洋戦争の最中で、金属製品は供出の対象となっていたこともあり、糸切りバサミは紙製で指ぬきは革製。投稿者さんは「小さな女の子がお雛さまと一緒におままごとしたのでしょうか」と当時の状況に思いをはせています。

 送り主の真心が感じられる豊かな贈り物。戦況が厳しくなってゆく当時、どんな気持ちでこの品物を贈ったのでしょうか。店主は売り物として値段をつけられずにいるそうで、この品物を多くの人に見てほしいとの思いから写真を投稿したそうです。

 写真には、「子どもの成長を願う心はいつの時代も変わらない」「物資が乏しいのに鹿の子の小箱でかわいらしく作ってくださったんですね」「この小さなお針箱も作られたんでしょうねー愛情込めて」「値段は付けられないというお気持ち、お察しいたします」「泣けてきます」などの感想が寄せられています。

 この他にも中村商店のThreads(@nakamura_antiques)アカウントでは、江戸~昭和の郷土玩具や1950年代から2000年ごろまでの映画パンフレットなど歴史を感じさせるさまざまな商品の写真を公開しています。

画像提供:nakamura_kobijutsu(@nakamura_antiques)さん

配信元: ねとらぼ

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