詐欺師があなたの「マイナンバーカード」狙っている…「個人情報」奪われないために守るべき4つの鉄則

詐欺師があなたの「マイナンバーカード」狙っている…「個人情報」奪われないために守るべき4つの鉄則

日常生活で実践すべき重要な予防策

 巧妙化する詐欺から身を守るために、私たちはどのような対策を講じるべきでしょうか。ブリエディスさんによると、日常生活で実践できる予防策は次の通りです。

(1)怪しい要求はまず疑う
大原則として、行政機関や医療機関の職員が、電話、メール、SMSでマイナンバーの全桁や暗証番号、口座情報などを尋ねることは絶対にありません。そのような要求があった時点で、詐欺を疑ってください。

(2)公式サイトはブックマークからアクセス
メールやSMSに記載されたリンクから安易にアクセスするのではなく、普段から利用する公的機関のウェブサイトは、ブラウザのブックマークに登録しておき、そこからアクセスする習慣をつけましょう。どうしても検索エンジンから探す場合は、URLが公式のものであるか、例えばドメインが「.jp」で終わっているかなどを慎重に確認してください。

(3)個人データを安易に伝えない・送信しない
マイナンバーカードの写真を撮ってSNSに投稿したり、メールで送信したりする行為は極めて危険です。同様に、電話口で安易に個人情報を伝えることも避けるべきです。

(4)セキュリティー対策を徹底
オンラインサービスで利用するパスワードは、可能な限り複雑で、使い回しをしないようにしましょう。また、多要素認証(MFA)が設定できるサービスは必ず利用し、スマホやPCのOS、セキュリティーソフトは常に最新の状態に保つことが、リスクを大幅に低減させます。

 ブリエディスさんは、シンプルな心構えの重要性を強調します。

「非常に単純なルールですが、『予期せぬ形で誰かから機密情報を求められたら、まずはその場で一度立ち止まり、必ず公式なチャネルを通じて事実確認を行う』が最も効果的な対策です。この一手間を惜しまないことが、後々の深刻なトラブルを防ぐための最善の策なのです」

もし詐欺が疑われる事態に陥ったら

 万が一、詐欺の可能性がある連絡を受け取ってしまったり、情報を入力してしまったりした場合は、冷静かつ迅速な対応が被害を最小限に食い止める鍵となります。

・すぐに全ての通信を停止する
不審なメールやメッセージには返信せず、電話はすぐに切ってください。

・リンクやファイルは絶対に開かない
追加の情報を盗まれたり、ウイルスに感染させられたりする危険があります。

・公式窓口に事実確認を行う
その通知が本物かどうか、必ず公式ウェブサイトで公開されている電話番号や問い合わせフォームを通じて確認してください。

・アカウント情報を監視し、必要なら変更する
もし何らかの情報を入力してしまった場合は、銀行やクレジットカード、各種オンラインサービスなど、関連するすべてのアカウントのパスワードを直ちに変更し、不審な取引やログイン履歴がないかを確認します。

・専門機関に相談・報告する
最寄りの警察署、または「消費者ホットライン(局番なしの188)」や、マイナンバー総合フリーダイヤル(0120-95-0178)に連絡し、状況を報告して指示を仰ぎましょう。

 最後にブリエディスさんは、迅速な行動の価値を訴えます。

「対応の速さが何よりも重要です。自分のアカウントを保護し、詐欺の試みがあったことを関係各所に報告するまでの時間が早ければ早いほど、詐欺師が引き起こしうる損害は格段に小さくなります」

 マイナンバーカードは私たちの生活を豊かにする便利なツールですが、安全に使用するには、利用者一人一人の正しい知識と慎重な行動が不可欠です。ここで紹介した対策を参考に、あなたの大切な情報を守り抜きましょう。

配信元: オトナンサー

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