令和高校生の4割が恋愛リアリティーショーを否定
近年、テレビや配信サービスで注目を集める「恋愛リアリティーショー」。出演者の恋模様を追う番組はSNSを中心に人気を博していますが、意外にも「好き」「嫌い」が分かれるコンテンツとなっているようです。
ワカモノリサーチが全国の現役高校生424人を対象に実施した調査によると、「恋愛リアリティーショーが好きか」という質問に対し、41.5％が「いいえ」と回答。約4割の高校生が恋愛リアリティーショーを好きではないことが明らかになりました。
「3日で人を本気で好きになるわけない」リアリティに疑問の声
恋愛リアリティーショーを好きではない高校生からは、「やらせ疑惑」についての意見が最も多く寄せられました。「台本があるんじゃないかと疑ってしまう」「3日で人を本気で好きになるわけない」「所詮フィクションにしか見えない」「2泊3日で恋とか無理すぎる、合コンじゃん」などの声が集まっています。
現役高校生の多くは「短期間で恋が成立するのは不自然」「作り物っぽい」と感じ、番組にやらせ感を強く抱いていることが分かりました。制作側が真剣に取り組んでいたとしても、「リアル感がなくて茶番に見える」「結局は作り物にしか思えない」「現実では起こらない展開ばかりで嘘っぽい」といった、番組が「リアル」をうたいながらも実際には非現実的に感じられる点に不信感を持つ声が目立ちました。
さらに「インフルエンサーが売れるために体を張っているようにしか見えない」「結局ビジネスで付き合ってるだけでしょ？」「人の恋愛で金儲けしてるだけに見える」など、出演者の動機や番組の商業性を疑問視する意見も多く、恋愛をエンタメにすること自体に違和感を覚える傾向も見られました。
