一方で6割は「キュンキュンする」「恋愛の勉強になる」
対照的に、恋愛リアリティーショーが「好き」と回答した58.5%の高校生からは、「見てて自分も恋したくなる」「展開が読めなくてワクワクする」「毎回胸がキュンキュンする」「ドキドキ感がたまらない」「恋愛のときめきを疑似体験できる」といった”キュンキュンする”という意見が多数寄せられました。
恋愛リアリティーショーの最大の魅力は”ときめき”で、自分の恋愛経験に関係なく、疑似的にドキドキを味わえる点が支持されているようです。また「恋愛経験が少ないから勉強になる」「恋のテクニックが参考になる」「人の恋愛から考え方を学べる」など、恋愛リアリティーショーを“学びの場”として利用する高校生も多く、自分の経験不足を補おうとする前向きな姿勢も見られました。
さらに視聴者と出演者の距離の近さも魅力の一つで、「同年代のリアルだから共感できる」「自分の恋愛と重ねられる」「高校生同士だから感情移入できる」という同年代ならではの感覚で「自分ごと」として見られる点が評価されています。
この調査は2025年7月22日から8月4日にかけてインターネットリサーチで実施されました。恋愛リアリティーショーに対する若者の複雑な心境が浮き彫りになった結果といえそうです。
(LASISA編集部)

