
メイド・イン・イタリーの技術はさまざまな分野で評価されていますが、紙もそのひとつ。
1264年創業のファブリアーノは、世界で初の「透かし」の技術を世に送り出したことで知られています。
イタリアにはモレスキンやカンポ・マルツィオといった文具の銘品ブランドが数多くありますが、歴史の長さという点においてはファブリアーノが突出しています。
貨幣がリラの時代には、お札の紙はファブリアーノ製でした。造幣局御用達の実力派です。
実際に使ってみると、万年筆などのインクが上滑りしないしっとりとした感じがあり、滲みにくいのが特徴。
ローマのファブリアーノ・ブティックは、スペイン広場から一直線に伸びるバブイーノ通りにあり、ウィンドウに飾られたカラフルな文具に惹かれて入店する人も多いようです。
紙類のほかにレザーの小物やペン、定規やクリップなど、スタイリッシュなアイテムが揃っています。
店内は少し高級感があるのですが、店員さんはとても気さく。
値段や好みを伝えると、親身になっていろいろな商品を勧めてくれます。
本場ならではのバーゲン商品もあって、文具好きにはたまりません。


