新トレンドは【アナザープレッピー】3大アイテム「ニット・ジャケット・デニム」の活用術

新トレンドは【アナザープレッピー】3大アイテム「ニット・ジャケット・デニム」の活用術

トラッドを着崩した「プレッピー」がますます盛り上がってきました。新トレンドは「アナザープレッピー」。もう1つの選択肢を試すかのようなアレンジ自在の着こなし方です。【OUTDOOR PRODUCTS Usual Things(アウトドアプロダクツユージュアルシングス)】の2025年秋のテーマは「NEW PREPPY」。今回はプレッピーで使いやすいニット、ジャケット、デニムの3アイテムに着目して、着こなし技をレクチャーします。

ニットを重ねて、伸びやかな雰囲気に

英国紳士服をルーツに持つだけに、パンツのスーツやセットアップはプレッピーの代表的ルックです。でも、まとまりすぎを避けるのがプレッピーのお約束。らしくないアイテムを1つだけ混ぜ込むと、ちょうどよい「崩し」に仕上がります。

おそろいのジャケットとテーパードパンツが全体を落ち着いた雰囲気にまとめ上げました。赤いニットプルオーバーを上からさらりと巻いて。立体感が加わるのに加え、視線も引き上げてくれます。明るい赤のおかげで顔周りもチークを差したかのように彩られています。

チェック柄シャツとパンツはおなじみのプレッピーアイテムです。ボーイッシュにさっぱりとまとまりがちですが、これからの季節はニットをレイヤードして盛り込むと、全体のバランスが整います。

シャツは風合いが変わると、印象も様変わりします。ほのかな透け感に加え、襟の開いたデザインが軽やかな着映えに。ゆったり幅のニットベストを重ねれば、のどかなムードが漂います。デニムパンツはヴィンテージ風のルーズシルエット。きちんとしすぎない、ほどよく力の抜けた「崩しプレッピー」に仕上がっています。

ジャケットが決め手 スポーティーやジェンダーミックスに

端正な顔つきのジャケットはプレッピーの代名詞的なアイテムです。デニムパンツで合わせるのも、アメリカンなコーディネート。トップスや小物で、フェミニン感やカジュアル風味を足し込むのが上手なスタイリングです。

ヘンリーネックのTシャツに、メンズライクなジャケットを重ねました。パールのネックレスが襟元にエレガンスを呼び込んでいます。ガチャベルトをジャケットの上から巻いて、メリハリのあるシルエットをさりげなく引き出して。センタープレス入りのデニムパンツでスマートに着こなしました。

スポーティーテイストを加えると、アクティブで若々しいプレッピールックに整います。割と手軽にイメージを変えやすいアレンジです。さらに、ロマンティックなスカートをボトムスに選ぶと、たおやかなミックスコーディネートに整えられます。

先ほどのルックと同じジャケットですが、全然違った見え具合です。印象をガラリと変えたのは、ジップアップのカーディガン。カットワークを施したレースのティアードスカートも加えて、優美な着映えに。夏っぽい素材のスカートを、あえて秋冬コーデに取り入れると、シーズンをまたいだ、奥行きのあるスタイルに仕上がります。

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