「急にむせる咳」症状についてよくある質問
ここまで症状の特徴や対処法などを紹介しました。ここでは「急にむせる咳」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。
市販薬を飲んだり塗っても良いか?
伊藤 陽子(医師)
市販の咳止め薬やのど飴、喉のスプレーなどは、一時的な症状の緩和に役立つことがあります。ただし、市販薬で対応しても症状が数日以上続く、咳が悪化する、発熱や息苦しさがあるといった場合は、自己判断を避けて医療機関を受診してください。持病がある方や妊娠中の方は、使用前に薬剤師や医師に相談するのが安全です。
急にむせる咳は予防できる?
伊藤 陽子(医師)
急な咳を完全に防ぐことは困難ですが、環境や体調の管理によってリスクを下げることは可能です。具体的な予防法を、いくつか紹介します。
・ 室内の湿度を保ち、喉を乾燥させないようにする
・花粉やハウスダストを避けるためにマスク着用やこまめな掃除をする
・食事中はよく噛んで飲み込むようにする
また、ストレスの蓄積や睡眠不足も咳のきっかけになることがあるため、規則正しい生活を意識することも大切です。
激しい咳や1週間以上持続する咳は呼吸器内科へ
急にむせる咳は、乾燥やアレルギー、誤嚥、感染症など、さまざまな原因で起こります。多くの場合は一過性のもので、適切な対処によって症状は軽快しますが、なかには重い病気が隠れていることもあるため、注意が必要です。咳が長引く、発熱や苦しさを伴う、夜間に眠れないなどの症状がある場合は、早めに医療機関を受診することが大切です。自己判断せず、症状の経過を観察しながら、必要に応じた診察や検査を受けましょう。

