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施設の相談窓口へ電話するも、曖昧な対応で話が進まず困惑した日 #母の認知症介護日記 284

施設の相談窓口へ電話するも、曖昧な対応で話が進まず困惑した日 #母の認知症介護日記 284

アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。

この日は、新しい糖尿病専門の病院へ母・あーちゃんを連れて行きました。その病院は施設からは徒歩20分ほどの場所にあり、暑い時期でなければいいお散歩になる距離感です。心配だった新しい先生の対応はというと、これからの治療や薬についてとても丁寧に説明してくれた上に、血液検査も月に一度実施すると言ってくれて、ワフウフさん姉妹はひと安心です。ちなみに、この日の昼食は出先で外食したのですが、いつもなら看護師さんが外食時に服用する薬を用意してくれるのに、「今、忙しいから」という理由で対応してもらえず……。その場にいた別のスタッフさんが対応してくれたからよかったものの、露骨な態度が続いていて、ワフウフさん姉妹はモヤモヤしていました。

苦情を言うつもりではなかったけれど…

あーちゃんの中では、施設は病院で自分はそこに入院中だと思っています。そのため、新しい糖尿病の病院へ行くと伝えたところ「じゃあ、私、あの部屋を出るのね!」と言いだしてしまいました。「病院を変える=退院する」と思い込んでいるあーちゃんに、ワフウフさんは何度も説明をしますが、記憶力とともに理解力が落ちているあーちゃんには、理解できるわけもなく……。一旦思い込んでしまうと、それを訂正するのが大変で、ワフウフさんは疲弊していました。

母の認知症介護日記/ワフウフ

施設での診療や検査を断る前に、入居時に交わした契約書を確認。そこには、診療や検査を受けるかどうかは入居者の自由だと受け取れる記載がありましたが、念のため施設の本社に電話で確認することに。

母の認知症介護日記/ワフウフ

電話に出たのは若い女性。「施設内の診療について確認したいことが……」と言っただけで「少々お待ちください」と言われてしまいました。まだ何も言っていないけど……??

母の認知症介護日記/ワフウフ

しばらく待たされ、確認したいことを改めて伝えると……。

母の認知症介護日記/ワフウフ

返ってきた言葉は「少々お待ちくださいませ」。

母の認知症介護日記/ワフウフ

また待たされるの……!?

母の認知症介護日記/ワフウフ

しばらくして、今度は男性が電話口に。「入居の申し込みのときにでも確認してください」とのことで、すでに入居していることを伝えました。

母の認知症介護日記/ワフウフ

すると「施設に聞いてください」と……。全然話が進みません。そこで、施設と話す前に会社としての考え方を確認したいことを伝えました。

母の認知症介護日記/ワフウフ

結局「診療は自由ですから!」と、かなり雑に言われて終わり。診療や検査を受けるかどうかは入居者の自由であることに加え、本社の対応がイマイチなことも、思いがけず確認できてしまう事態となりました。

施設入居時に交わした契約書を確認すると「施設内診察 有」「健康診断 有(実費)」と書かれているだけで、施設内で診療を受けるかどうかは入居者の自由であろうと考えられます。あーちゃんの診療や検査はすべてお断りしようと思っているのですが、念のため施設の本社で「苦情係」「生活相談係」と明記されている電話番号に問い合わせてみることにしました。

電話に出たのは若い女性。「施設内の診療について確認したいことが……」と切り出すと、何も具体的な内容を伝える前に「少々お待ちください」と言われました。しばらく待たされ、やっと用件を伝えられたと思ったら、再度「少々お待ちください」と……。そこから電話は男性に代わり、改めて質問をすると「入居の申し込みのときに聞いてください」と言うだけ……。

私たちがすでに入居していることを伝えると「じゃあ施設に聞いてください! こちら本社なんで!」と言って、話が進む気配はありません。そこで「施設と話をする前に会社としての考え方を確認したい」と切り出すと「そうですか! 診療は自由ですから!」と、早く電話を切りたい様子がひしひしと伝わってくるような口ぶりで対応されてしまいました。とにかく、診療も検査も健康診断も、受けるかどうかはやはり入居者の自由だと確認できたので、よかったです。

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施設で診療や検査などが受けられるのは便利な半面、選択肢が限られてしまうことを意味するので、今回のように合わないと感じたときは大変かもしれません。施設の入居を検討するときは、もしものときにどんな選択をするかを考えておくと安心ですね。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

著者/ワフウフ
昭和を引きずる夫、成人した息子娘を持つ50代主婦。実母のアルツハイマー型認知症発覚をきっかけに備忘録としてAmebaでブログを始める。2019年一般の部にてAmebaブログオブザイヤー受賞。 2023年4月、書籍「アルツフルデイズ 笑いと涙の認知症介護」発売。

配信元: 介護カレンダー

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