
料理家・食育インストラクターの和田明日香が、ゲストとリラックスした“宅飲み”を楽しむ人気番組「和田明日香とゆる宅飲み」(毎週火曜夜10:00-、BSテレ東)。2月17日の放送回には、歌手デビュー30周年を迎えた相川七瀬が登場した。現役大学院生でもある相川の知られざる大学生活が明かされる。
■相川七瀬、長男とのコミュニケーションは“料理”
この日、キュートな猫が大きくプリントされたトレーナー姿で現れた相川。「猫が人生から途切れたことはない」というほどの愛猫家で、自宅では猫の虎ノ助くんと暮らしているという。上京後に一人暮らしをしていた頃から猫を飼っており、生まれた子猫をPUFFYの吉村由美に譲ったというエピソードも披露した。
平成を代表するアーティスト同士の意外なつながりに、和田は「尊いな…あの頃の私、大興奮」としみじみ。
また、相川と和田は共に三児の母。相川の長男が24歳だと知ると、和田は「そんな大きいお子さんがいらっしゃるんですね!?」と驚く。そしてそのあとに相川をまじまじと見つめ、「24歳に見えるって言って失礼にならないといいんですけど……」と相川の若々しさに改めて目を丸くした。
ちなみに相川の長男はお菓子作りにハマっているそう。いまも一緒にクッキーを焼くなど、料理が親子のコミュニケーションを作る時間になっていると明かした。
■40代で大学進学した理由「一緒にやっちゃえばいいんじゃない?って」
相川は現在、國學院大學の大学院に在学中。神道文化学部で赤米にまつわる祭礼や日本の神事について研究している。なんと収録後も大学に向かうらしく、和田は「えっ!飲酒は…?」と大慌て。だが相川は収録日の前日に自分の発表は終わっているため、今日はアルコールが入っていても問題ない日だと笑う。
大学院で勉強している“赤米”との出会いは、ライブで訪れた長崎県・対馬。古い神道文化が色濃く残る土地で、偶然“赤米神道”に触れたことが研究のきっかけになったという。
勉強を続けるなかで、自分の無知を思い知らされることも多いと語る相川。「知ったつもりで大人になったつもりでいるけど、全然知らないんだということを毎回大学が教えてくれる。謙虚になる」と話した。
そもそも、スター歌手の相川がなぜ大学に進学しようと思ったのか。その理由について相川は「高校を途中で辞めてた」「どっかですごく心残りだった」と率直に語る。40代になり、子どもが受験勉強をしている姿を見て「一緒にやっちゃえばいいんじゃない?って思って」と自らも大学受験に挑戦した経緯を明かす。
勉強が実り、相川は2020年に大学へ入学。「夏のツアー中に学期末、冬のツアー中に学期末とテスト」という超ハードスケジュールをこなしながら、勉強に励んできたという。
大学の先生や同級生の親と同世代にあたるという状況も手伝い、「学部の卒業式の時には、友達の親御さんがみんな挨拶に来てくれて」と“学び直し”ならではのエピソードも。
また、同級生は長男と同い年。最初はぎこちなかったものの、そこは大スターであり大人の相川と言うべきか。やがて就職活動の相談に乗るほど打ち解け、卒業旅行では沖縄へ行ったというから驚きだ。「私の運転する車に乗って、ぐっすり寝てるっていう(笑)」と旅行の思い出を振り返って笑う相川。スターでありながら気さくな相川の性格が、年の差を超えた友情の秘訣だったに違いない。
■名曲「恋心」も「今の方が理解してる」
相川は2026年でデビュー30周年。長く歌い続けるなかで、歌との向き合い方も変化してきたという。同じ恋愛の歌でも「(言葉の)深度が違う」と、若い頃よりも直球で本質的な表現へと変わっているそうだ。
また別れた恋人への未練を歌った名曲「恋心」についても、「今の方が(歌詞の意味を)理解してる」と語る。人生経験を重ねたからこそ、楽曲の解像度も高まったのだろう。
相川は自身の歌手活動を「言葉遊びの世界」と表現しつつ、学問は「言葉遊びをしちゃいけない世界」と語る。日々論文に向き合うときは言葉の“定義”を考え、歌詞を書くときは「最高!フリーダムだから」と楽しむ。勉強の反動からか「大学入ってからの方が、曲いっぱいできてて」と明かした。
和田も「刺激いっぱい受けました」と、相川の持つ「静かな貪欲さ」に圧倒されたようだった。また、次回2月24日(火)の「和田明日香とゆる宅飲み」は、落語家の桂宮治が登場。17日放送回はTVerにて見逃し配信中だ。

