許豊凡“ソン”とともに緊急手術を決行した橋本環奈“湖音波”が大谷亮平“鷹山”に「クソたあけ」と怒りの叫び<ヤンドク!>

許豊凡“ソン”とともに緊急手術を決行した橋本環奈“湖音波”が大谷亮平“鷹山”に「クソたあけ」と怒りの叫び<ヤンドク!>

湖音波(橋本環奈)とソン(許豊凡)は退院を急ぐ女性患者に寄り添う
湖音波(橋本環奈)とソン(許豊凡)は退院を急ぐ女性患者に寄り添う / (C)フジテレビ

橋本環奈が主演する月9ドラマ「ヤンドク!」(毎週月曜夜9:00-9:54、フジテレビ系/FOD・TVerにて配信)の第7話が2月23日に放送された。外国人観光客に向けたメディカルツーリズムの試験導入で、スタッフたちが疲弊。そんな中、湖音波(橋本)は入院患者の緊急手術をすることに。だが、病院のルールを逸脱したとして問題になった。(以下、ネタバレを含みます)

■元ヤン脳神経外科医による痛快医療エンターテインメント

同作は、高校を退学した元ヤンキー娘・田上湖音波(橋本)が猛勉強を経て脳神経外科医となり、病気に苦しむ患者に真摯に寄り添いながら医療現場を改革していく痛快医療エンターテインメント。

キャストはほかに、湖音波が脳神経外科医を目指すきっかけになった人物で、湖音波を岐阜の病院から都立お台場湾岸医療センターに呼び寄せた医師・中田啓介役を向井理、お台場湾岸医療センターの新人看護師・鈴木颯良役を宮世琉弥、お台場湾岸医療センターの脳神経外科医・大友真一役を音尾琢真、お台場湾岸医療センターの院長・大河原嗣子役を大塚寧々、お台場湾岸医療センターの事務局長・鷹山勲役を大谷亮平、湖音波を心配し過ぎるあまり自身の食堂を一時休業してお台場湾岸医療センターの院内食堂で働いている湖音波の父・潮五郎役を吉田鋼太郎が務める。

■メディカルツーリズムの導入でスタッフが疲弊

病院の経営が厳しいという状況は、現実のニュースで取り上げられている。第7話は、そんな状況が物語に組み込まれた。

いまや全国の公立病院は8割以上が赤字経営で、それを解消する策として、お台場湾岸医療センターも外国人観光客が人間ドックなどを受けられる“メディカルツーリズム”を試験導入することに。各科から選ばれた人員がアテンドとして動員されることになり、脳神経外科からは語学ができる看護師長の高野(馬場徹)と、上海出身の研修医・ソン(許豊凡/INI)が選ばれた。

大勢の外国人に対応するソンたちだけでなく、メディカルツーリズムに人員を取られた脳神経外科のスタッフたちも忙しさから疲れが見えるように。

ある日、メディカルツーリズムで再検査となった外国人患者が「今、処置してほしい」と要望。ソンに対応を頼まれた湖音波は、緊急性が低いと判断して断るが、その報告を受けた中田に勝手に判断したことを問い詰められる。

「そんな余裕、現場にはないんすよ」と疲弊する状況と、「このままだと人員不足で判断ミスが起きて、取り返しがつかない事故が起きる可能性があります」と訴えた。

だが、中田はツーリズムの中止はしない意向で、「この2週間で実績を示さなければ、来年の診療枠も人員配置も全部今のままで固定されてしまう。そうなったら苦しむのは現場だ」と、予算確保という先を見据えての判断であることを告げた。

■病院のルール無視で緊急に手術が必要な患者に対応する湖音波

そんな中、状態が安定してきたため大友がソンに術後のケアを任していた患者、塩沢菜摘(濱田マリ)が退院の準備を進める。ソンに代わり、菜摘と話をした湖音波は、もう少し経過観察が必要だと判断していたが、退院の申請を高野が受理していた。

湖音波は、退院を聞きつけたソンと一緒に菜摘の病室へ。実は、菜摘に物忘れの症状が出ているのではないかと気になっていた湖音波は、合併症のリスクを予測していた。そしてソンは、菜摘が大きな仕事を抱えている夫に心配をかけたくないという思いを汲み取るが、再発すればもっと心配をかけると説得する。

2人の話を聞いて菜摘は納得するが、その矢先に脳梗塞で倒れてしまう。

すぐに手術を行うと決めた湖音波に、高野が書類へのサインと、中田の許可が必要だと迫る。だが、湖音波は「そんなこと言っとる場合やない」とはねつける。「ルールを逸脱して危険な状況になることに比べたら、ルールを守る窮屈さなんてたいしたことない」という高野の主張よりも、「ルールより命が先」と湖音波はソンと手術室に向かった。

手術は無事に成功する。だが、高野が「問題になる」と危惧したことが現実のものとなる。湖音波だけでなくソンも処罰の対象だという。

病院の幹部会議に「事務局長とタイマン」と称して乗り込んだ湖音波。「現場はもう限界なんすよ!その影響が患者さんにまで及んでる」と訴え、会議に出席していた中田にも意見を求める。中田は、湖音波の意見は正しいとしながらも、「君が救おうとしている1人の後ろには、医療を必要とする多くの患者がいる。その全員に医療を届ける仕組みを守るのも私たちの仕事だ」と諭す。

■湖音波「命に線なんて引けるか!」と怒りの叫び

中田の言葉を受けて押し黙ったままの湖音波に、鷹山が「命を救うには線引きが必要なんだ」と言う。すると、湖音波は「命に線なんて引けるか!未来の患者を救うのは当たり前や!ただ、現場のうちらは今この瞬間、苦しんどる患者さん1人1人に全力で向き合っとる。目の前の命を救えない医者が未来の患者も救えるわけなあやろが。このクソたあけ!」と医師としての矜持からくる怒りをぶつける。

そんな湖音波の前に歩みよった鷹山は、経営に邪魔な湖音波を提携のある海外の病院に出向させることを考えており、それを言い渡そうとした。そこに中田が割って入り、湖音波に無期限の謹慎を命じた。

鷹山が作ったルールでがんじがらめになっている病院。湖音波はたびたび逸脱してきたが、そこには医師としての熱い思いがあるからだ。ただ、そのルールは厳し過ぎることもあるが、病院存続のためであり、難しさがぶつかり合う。

視聴者からは「命より優先されるルールなんかある?!」「ルールとルールの目的が本末転倒な状態になるって割とありがち」「現場を知らん人たちがルールを作って現場苦しめてるのなんやねん」などの反響があった。

ソンは、獣医である父が命と向き合う姿を見て育ち、自分も命に係わる仕事をしたいと目指して今がある。そして湖音波と出会い、患者とよく話す湖音波のまねをして、患者に寄り添うことを学んだ。そんな湖音波に中田が謹慎処分を下したことへのショックも大きかった。ソンが明かすには、中田がメディカルツーリズムから外れられるように調整してくれ、菜摘の退院も教えてくれたというのだ。

これまでも冷たいようでいて、裏でサポートの動きを見せていた中田。いよいよその本心が鍵となってくる。それには、ソンと同じく、かつてこの病院で“研修医”をしていた人物の存在もポイントになるようだ。

颯良によると、鷹山の改革が始まった1年前はこのとき以上にカオスな状況で、当時、現場でバリバリ仕事していた中田は意見したが聞き入れられずに大変だったという。そのときに研修医だったのが小田切蒼(八木勇征)。

物語の縦軸として、湖音波が岐阜の病院に勤めていたころに中田に託して転院させた少女のストーリーがあるが、小田切は中田と一緒にその少女の担当だったことが明らかになった。熱いヤンキーマインドを持った湖音波がどう向き合っていくのか、注目だ。

◆文=ザテレビジョンドラマ部





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