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<ドラマアカデミー賞>“べらぼう”森下佳子氏が脚本賞 ラストは『蔦重本人へのリスペクトを込め、明るいお別れに』

<ドラマアカデミー賞>“べらぼう”森下佳子氏が脚本賞 ラストは『蔦重本人へのリスペクトを込め、明るいお別れに』

第126回ドラマアカデミー賞で森下佳子氏が脚本賞を受賞
第126回ドラマアカデミー賞で森下佳子氏が脚本賞を受賞 / (C)NHK

ザテレビジョンがおくる2025年10~12月放送ドラマを対象とした「第126回 ザテレビジョン ドラマアカデミー賞」受賞作・受賞者を発表中。脚本賞は、横浜流星主演の大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」(NHK総合ほか)を手掛けた森下佳子氏が受賞した。(以下、ネタバレを含みます)

■「大河で扱ったことのない分野を興味深く描いた」と評価

同作は、町民文化が花開いた江戸を舞台に、“江戸のメディア王”となった“蔦重”こと蔦屋重三郎(横浜)の波乱と“エンタメ”に満ちた人生を描いた。「おんな城主 直虎」(2017年)以来、8年ぶりに大河ドラマを執筆した森下佳子氏が7度目の受賞。「商人を主人公にしながら中だるみがなく、最後まで飽きさせなかった」「浮世絵師や戯作者という大河で扱ったことのない分野を興味深く描いた」と改めて評価された。

なお、大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」は脚本賞のほか、助演男優賞(染谷将太)を受賞している。

■「足かけ3年、まだ誰も掘ったことのない江戸中期の物語に挑戦」

受賞を受けて森下氏は、「7度目の脚本賞、“ありがた山”でございます」と喜びのコメント。

「『べらぼう―』は蔦屋重三郎(横浜)たちが出版していた黄表紙を読んだこともないというゼロからのスタートで、足かけ3年、膨大な資料と格闘し、まだ誰も掘ったことのない江戸中期の物語に挑戦しました」と振り返り、「板元や浮世絵、吉原などの専門家で大河ドラマ最多ともいわれた考証チームを組んでもらい、先生方のご指導、ご協力があったからこそ脚本が完成しました」と脚本執筆の裏側を明かした。

■ラストは「蔦重本人へのリスペクトを込め、明るいお別れとして描きました」

主演した横浜については、「蔦重は武将などと違い、畳の上で死んだ商人で、完全に良いやつでも悪いやつでもない。そんな“普通の人”を演じるのが一番難しいので、横浜さんは撮影の1年半、本当に大変だったと思います」と語り、「でも、蔦重が書をもって世を耕し後世に残したことを表現してくれましたね」と称賛した。

最終回も“べらぼう”らしく、笑いと涙にあふれたものに。視聴者からも「ラストシーンまでいっぱい泣いていっぱい笑いました」とコメントが寄せられた。森下氏は、「蔦重本人へのリスペクトを込め、『あんなふうに死ねたらいいね』と思えるような明るいお別れとして描きました」と最終回に込めた思いを明かしていた。




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