
ザテレビジョンがおくる2025年10~12月放送ドラマを対象とした「第126回 ザテレビジョン ドラマアカデミー賞」受賞作・受賞者を発表中。主演女優賞は、「じゃあ、あんたが作ってみろよ」(TBS系)に竹内涼真と共にW主演した夏帆が受賞した。(以下、ネタバレを含みます)
■「自分が本当にやりたいこと」を探し葛藤する姿に共感
同作は、結婚寸前だった鮎美(夏帆)と勝男(竹内)が、別れをきっかけにそれまでの当たり前を見直していく姿を描いた“再生ロマンスコメディー”。その中で夏帆が演じたのは、ハイスペックな彼氏・勝男(竹内)からプロポーズされるも、将来を考えた末に別れを切り出す山岸鮎美役。渚(サーヤ)との出会いを機に、それまでの“彼氏ファースト”な生活から自由を謳歌していく姿を好演。一方で、「自分らしさ」や「自分が本当にやりたいこと」とは何なのか葛藤する様子には、共感の声が多く寄せられた。
なお、同作は主演女優賞に加えて、作品賞、主演男優賞(竹内)、監督賞(伊東祥宏D、福田亮介D、尾本克宏D)も獲得している。
■「たくさんの苦労を一緒に乗り越えたチームで喜びを分かち合えることが幸せ」
「silent」(2022年、フジテレビ系)、「ブラッシュアップライフ」(2023年、日本テレビ系)で助演女優賞を連続受賞した夏帆だが、主演女優賞は初受賞。受賞インタビューでは「今回は久しぶりのGP帯ドラマ主演ということで、正直プレッシャーもありました。真夏の炎天下での撮影でしたが、たくさんの苦労を一緒に乗り越えたチームでこうして喜びを分かち合えることが幸せです」と喜びを語った。
初共演の竹内については、「本当にアイデアが豊富で、常に『もっと面白くするにはどうすればいいか』と考える人。現場ではまさに勝男そのものでしたね」と語り、「このドラマをたくさんの人が楽しんでくれたのも、竹内くんがとても魅力的だったからだと思います。そんなお芝居を間近で見ることができて、刺激を受けましたし、充実していました」と述懐した。
■「撮影に入った当初は、鮎美をどう演じればいいのか確信が持てず」
投票コメントでは「鮎美が自分に重なりとても共感」といった声も寄せられたが、夏帆は「撮影に入った当初は、鮎美をどう演じればいいのか、確信が持てずに悩んでいました」と明かす。「彼氏の勝男に合わせて生きてきた鮎美は流されやすく、自分の意見というものを持っていない。一歩間違えると見る人に受け入れてもらえない紙一重な役どころなので、どうすれば彼女が愛されるキャラクターになるのかと、監督やプロデューサーさんと相談しながら撮影を進めました。
鮎美は勝男と別れた後、ミナトくん(青木柚)と付き合うもフラれてしまう。そのあたりから、やっと鮎美が自分の足で立てるようになり、私も自分の中に役柄を落とし込めた感じがしました。」と振り返った。

