
歌舞伎俳優の市川染五郎が2月24日、都内で開催された舞台「ハムレット」製作発表記者会見に、共演の當真あみ、石黒賢、柚香光と共に出席。祖父の松本白鸚から譲り受けたという「お守り代わり」の指輪を身につけて登場した。
■市川染五郎、祖父から譲り受けた指輪を身につけ登場
舞台「ハムレット」は5月東京・日生劇場、6月大阪・SkyシアターMBS、愛知・名古屋文理大学文化フォーラム(稲沢市民会館)にて上演される。本作は、人間の苦悩を深く描いた傑作として長きにわたり愛されてきたシェイクスピアの四大悲劇の一つ。染五郎はストレートプレイ初出演・初主演でハムレットを演じ、當真は舞台初出演でヒロインのオフィーリアを演じる。
ハムレット役はこれまでに染五郎の祖父・松本白鸚、父・松本幸四郎も演じてきた役。染五郎は「『ハムレット』という作品は、私の家にとりましてもとても大切な作品でございます。その作品に挑戦させて頂く、第一歩を踏み出せるということ、とてもうれしく思っております」とあいさつした。
染五郎は右手の人差し指にした指輪を見つめ「これは祖父がハムレットを演じた時につけていた指輪で、祖父から直接頂いたものです。本番でもつけられたらつけたいな、と思って譲ってもらいました。お守り代わりのような感じで今日も身につけさせて頂いております」と説明。さらに染五郎は「祖父も父も言っていたのは、最後に試合のシーンがあるんですけれども、そのシーンのためにフェンシングを習ったそうで。『フェンシングやらなきゃね』ということだけ言われました。それ以外はあまりまだ言われていません」と語った。

■市川染五郎、當真あみの透明感にびっくり
當真の印象を染五郎は「本当に透き通るような透明感がある。後ろが見えるくらいの透明感で(笑)。そこにまず圧倒されました」と告白。共演者については「とても素敵なみなさんとご一緒させて頂けるので、とても楽しみにしていたんですけど、お会いさせて頂いて、本当にみなさん柔らかい方ばかり」と話していた。
◆取材・文=山田果奈映


