アカシアポリフェノールとは?メディカルドック監修医が栄養素・健康効果・保存方法について解説します。

監修管理栄養士:
中島 三容子(管理栄養士)
一般企業で約20年自動車部品の設計補助業務に従事したのち、栄養士の世界へ。2022年に管理栄養士資格取得後は、国家試験対策教材の制作サポートや食育コーディネートに携わる。また、持続血糖測定の管理事務および保健指導を行い、ひとりひとりの「なんとなくわかっちゃいるけど」に寄り添いアプローチする。
アカシアポリフェノールとは?

ポリフェノールは、植物に含まれる色素・苦味・渋味の成分となる化合物の総称で、自然界には数千種類が存在するといわれています。アカシアはマメ科アカシア属の常緑樹で、オーストラリア・アフリカ・南米などの温暖地域を中心に世界中に広く分布し、日本でも庭木や街路樹として親しまれています。
アカシアの樹皮に含まれるポリフェノールが「アカシアポリフェノール」であり、特にプロアントシアニジンという成分が注目されています。この成分には生体調節機能があるとされ、健康維持や病気予防への可能性が国内外で研究されています。
アカシアポリフェノールの一日の摂取量

日本人の食事摂取基準(2025年版)には、ポリフェノールの摂取量に関する明確な基準はありません。一部の機能性表示食品では、アカシア樹皮由来プロアントシアニジンの1日の目安量を 163〜245mg としています。また、成人を対象に 1日1875mgを4週間摂取した安全性試験では、安全性と忍容性が高いと報告されています。ただし、公的な摂取基準や長期的な安全性に関するデータはまだ不十分であり、サプリメント利用には慎重さも必要です。

