女性の管理職に多様性はある?ひらりささん、鈴木綾さん『ビジネス・ゲーム 誰も教えてくれなかった女性の働き方』」読書会レポート|幻冬舎編集部

女性の管理職に多様性はある?ひらりささん、鈴木綾さん『ビジネス・ゲーム 誰も教えてくれなかった女性の働き方』」読書会レポート|幻冬舎編集部

ロングセラー本から見える女性が働くことの変化

2月21日(土)に開催された、ひらりささんと鈴木綾さんによる「私たちはどう働くか?~『ビジネス・ゲーム 誰も教えてくれなかった女性の働き方』」読書会のアーカイブ動画の販売が始まりました。

おふたりでの読書会は今回で6回目。課題図書は、『ビジネス・ゲーム 誰も教えてくれなかった女性の働き方』。1977年にアメリカで出版され、「働く女性のためのバイブル」として100万部を超えるベストセラーとなった本です。

日本語版は1993年に刊行。2009年の文庫化時に勝間和代さんの絶賛、解説執筆もあり、日本でも女性向けキャリア本としてロングセラーに。最近ではジェーン・スーさんによる紹介で、再び脚光を浴びています。

MBAを取得し、管理職になることを目指し、コーチングが好きだという綾さんと、出世したくないし、部下も持ちたくないというひらりささん。対照的なおふたりの感想から始まりました。

この読書会をきっかけでタイトルを知った綾さんは、英語版は絶版だったので、古本で取り寄せて読み始めたそう。半分は、「古い」と感じたけれども、半分は、今でも通用すると思った、といいます。たとえば、会社を辞めるタイミングや、出世している人がどういうキャリアを積んできたかを知ることは今も十分に有効なことだと指摘されました。

ひらりささんが、今回の課題本の発案者。しばらく積読していたのを、今回一気に読み切ったとのことでした。「会社は個々の社員の生きがいのために存在しているわけじゃない」という思想が、役に立つ人もいるのではないかと述べられました。

今回は、客席も多彩でした。事前に読んで参加された方も多く、活発に本の感想や、管理職の方の体験談についての発言がありました。

また、翻訳者の福沢恵子さんが参加者のおひとりとして会場にいらっしゃるといううれしい驚きも。翻訳までのいきさつや、翻訳した当時の思い、また発売から30年以上たち、現在の読者の感想を知る機会を得たことについての感慨をお話くださいました。

会場との双方向のやりとりのなか、人の仕事をフォローしすぎてしまう悩みや、女性の管理職の多様性のなさなどから、そもそも、どう働くかについても話題は広がりました。

仕事で自己実現を目指す人もいれば、副業で自分のやりたいことを始める人、収入の足場を複数化する人がいるのが2026年。女性と男性という性別の違いだけでなく、世代による価値観、ライフスタイルの違いによる影響やそれでも女性ならではのプレッシャーなど、さまざまな側面が浮かびあがる読書会でした。

参加者の感想を紹介します。

翻訳された福沢さんもご参加され、大変有意義な会でした。
綾さんの海外での様子も、周りに海外で働いている方がいないので聞けて嬉しかったです。

私はアラフィフなので、福沢さんと会場の皆さんの間だったのではないかと思います。
私は本著を読んで「古い」とは思いませんでした。むしろ「え、50年前のアメリカと変わらない」と衝撃でした。会場のおそらく20,30代の方々と感想が全く異なることに驚きました。


はじめての読書会の参加でしたが、思い切って参加してよかったです。様々なご経歴を持った方たちが、世代に関わらず女性の働き方について意見交換するという場がとても素敵だと感じました。非常に勉強になりましたし、色々なお話が伺えてとても楽しかったです。ありがとうございました。


ビジネス・ゲームが書かれた頃から変わったこと、まだまだ変わっていないことについて考えるのが楽しかったです。本自体は古い印象でしたが、歴史を知るには良いなと思いました。
自分の働き方においては「副業」に限らず、仕事・本業と家庭以外にサードプレイスとなるようなコミュニティがとても大事に感じていることに気付かされ、利害関係のない、本を読むことで集まれるイベントもすごく有り難いなと感じました。


本の内容から飛び出して普段のモヤモヤや問題意識を共有しあえて、また他の方のコメントに刺激されて思考が深まり、大満足の会でした。

アーカイブは、3月24日(火)17時まで視聴可能です。ぜひご利用ください。
(会場のひらりささんとオンラインの綾さんをつなぐ形式のため、アーカイブ画面にはひらりささんは映っておりません。また、前半、綾さんの音声のハウリングがあります。ご了承のうえ、ご購入いただけますと幸いです。)

 

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配信元: 幻冬舎plus

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