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いじめで壊れた心、トイレが唯一の安全基地に PTSD負った17歳が福祉の道へ

いじめで壊れた心、トイレが唯一の安全基地に PTSD負った17歳が福祉の道へ

●情報から外される日々、トイレが「安全基地」に

中学3年の終わりごろ、コロナ禍が明け、別の人間関係の問題が浮上した。

舞桜さんは体育祭の実行委員に入ったものの、情報共有から外されることが増え、「知らないのは伊東さんだけ」と言われたこともあった。

「私は駒じゃない」と反発し、「実行委員を辞める」と言うと、「代わりを見つけたら辞めてくれないか?」とまで言われたという。

吹奏楽部で同じ楽器のパートだったB子も実行委員に入っており、二人が会議に出席すると、部活の練習も成り立たない。そのため、交代で出席していた。

だが、コンクールの練習ではB子だけがいないことが多く、練習は思うように進まなかった。顧問から「そんな感じ(のレベル)なら出ないでほしい」と厳しい言葉をかけられたこともあった。

舞桜さんは次第に、学校のトイレで時間を過ごすようになる。

「人前で泣くより、トイレで泣いていました。学校の中で唯一の安全基地でした」

部活の練習に参加したくなく、30〜40分こもることもあり、捜索されたこともあった。

●後輩から「胸のサイズ」を聞かれる電話

舞桜さんは部活を辞めた。顧問に何度も懇願し、ようやく認められた。

だが、さらに追い打ちをかけたのは、後輩部員からの電話だった。文化祭のクラス写真がきっかけで連絡が来たという。

「胸のサイズを聞かれました。教えないでいると、『みんなに聞いてこいって言われちゃって』と…。電話を切ったんですが、衝撃が大きすぎて、ほかの会話は覚えていません。翌日、学校へ行けなくなりました」

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