「再会 ~Silent Truth~」第7話 万季子が真犯人で待ったなし……! 事件当日に何があったのか……徹底解説! #竹内涼真 #井上真央 #6969b|6969b~ろくろっ首~

「再会 ~Silent Truth~」第7話 万季子が真犯人で待ったなし……! 事件当日に何があったのか……徹底解説! #竹内涼真 #井上真央 #6969b|6969b~ろくろっ首~

「罪を隠し続けることは、罪を自白するよりも辛いかもしれない」

 

私はこのドラマを通して、そんな感想を持っている。
ひたすら汚れていない手を洗い続けている淳一(竹内涼真)の姿や、徐々に追い込まれていく万季子(井上真央)の姿を見ていると、胸が張り裂けそうになるのだ。

 

本日は考察に入る前に「罪の隠蔽と自白」について少し考えていきたい。

 

 

罪を隠すことと罪を自白することは、根本的には似ている事象だと私は考えている。どちらも「罪と向き合うこと」に変わりはないからだ。

 

事象自体は「隠す」と「暴く」で真逆なのだが、当事者が抱える感情はどちらも「悲痛」である。そして罪を隠すことは、感情を隠しながら罪と向き合うことであるため、より痛みを伴うものなのだ。

 

そういう面で、淳一は23年間背負い続けた罪を自白したことで「他者との共有」ができた。この事で重荷が軽くなることはないが、重荷を背負っている自分を認められたことが何よりも大きいだろう。淳一はこれから真正面から罪と向き合うことができるのだ。

 

そう考えると、今、最も苦しいのは万季子だろう。

 

彼女はいまだに罪を隠している。しかし誰よりも「罪と向き合っている」とも言える。

 

向き合っているからこそ、罪を認めるわけにはいかないのだ。
そう、全ては息子の正樹のために……。

 

彼女は自分のためではなく、息子のために、罪を認める訳にはいかない。

 

「母は強し」

 

本来の使い方とは違うかもしれないが、息子を何よりも守りたい万季子にも、この言葉が合うだろう。万季子が真正面から罪と向き合っていくことができるように、我々は事件の真実を隅から隅まで考察していきましょう。

 

完全解説! 真犯人「万季子」の事件当日の動きを解説します。

ここまででも分かる通り、現代の事件〈スーパー店長殺人事件〉の犯人は岩田万季子で確定だと考察している。第7話の万季子は、まさに真犯人確定のような動きだったからだ。

 

そして終盤、万季子は拳銃を持って失踪した……。これは自分が犯人である何よりの証拠だ。拳銃を持ち出した理由は、庇ってくれた直人を犯人にするわけにはいかないからといったとこだろうか……。

 

では万季子は事件当日、どんな動きをしたのか見ていこう。

 

万季子の「被害者の死亡推定時刻に美容室にいた」という証言が嘘とわかった。よって、その時間は単独で事件現場にいたことが濃厚になる。

 

そこで万季子は、スーパー店長の秀之に“例の拳銃”で脅されたと推理している。そう、タイムカプセルから掘り起こされた拳銃を保持していたのは秀之だったのだ。

 

なぜそう思ったか……。

あらすじに「万季子と直人(渡辺大知)だけが共有していた《胸を引き裂く過去の秘密》も明らかになる」と記載があるからだ。

 

この《胸を引き裂く過去の秘密》とは第5話で回想のあった高校時代の出来事だろう。

 

私の考察では、高校時代の万季子は秀之から乱暴を受けていたと予想する。そして、そのことに激怒した直人は、秀之を殺害しようとタイムカプセルから拳銃を掘り起こした。しかし、直人は引き金を引くことはできず、拳銃を秀之に奪われたといったところだろうか……。

 

それにより「拳銃を保持していた秀之に、万季子は脅された」という流れが完成するのだ。

 

もちろん、事件前日の圭介(瀬戸康史)がタイムカプセルを掘り起こしたよりも前に、万季子が拳銃を回収していた可能性もあるが、高校時代がターニングポイントとなると、やはりその時点で拳銃は秀之に渡っていた可能性が高そうだ。

 

そして秀之と揉み合いになった万季子は、事故的に秀之を殺害。動揺した万季子は、拳銃を置いて、その場を立ち去った。

 

その直後に現場に到着した直人は、亡くなった秀之と近くにあった拳銃、そして落ちていたボタンを見て、全てを悟り、万季子の罪を被ると決めたのだろう。

 

これが〈スーパー店長殺人事件〉の全容である。

 

少しの疑問として残るのは、罪を被ると決意した直人が、7話時点まで拳銃の所在を隠していたことだ。拳銃が見つかれば、直人は起訴されたはずなのに、何故それをしなかったのか?

 

私の見解だと、自分が身代わりで捕まることにまだ少しの抵抗があった、もしくは高校時代の忌まわしい記憶が世間にバレるのを恐れたからといったところだ。

 

どちらにせよ、真犯人である万季子を直人が庇っている。

 

そして、そのことに淳一も気づいたが、元旦那である圭介はまだ「なんかモヤモヤする」段階のまま。今の状況はこんなところだ。

現代の〈スーパー店長殺人事件〉はこれ以上のどんでん返しはないように見えるが、今後注目なのは〈23年前の銀行強盗殺人事件〉の件。どうやら南良刑事(江口のりこ)も淳一が銀行強盗を射殺したとは思っていないようだ。

 

このドラマの最大の「衝撃」はこの辺りに隠されているかもしれない……。もしかしたら淳一はこれ以上、罪と向き合わないでいいのかもしれない……。

 

次回の記事では「淳一無実説」を深掘りしていこう。


••┈┈┈┈•• ドラマ情報 ••┈┈┈┈••
テレビ朝日『再会 ~Silent Truth~』( 毎週火曜夜9時~)
出演:竹内涼真、井上真央、瀬戸康史、渡辺大知 他
原作:横関大『再会』
脚本:橋部敦子
エグゼクティブプロデューサー:内山聖子(テレビ朝日)
プロデューサー:峰島あゆみ(テレビ朝日)中込卓也(テレビ朝日)他
監督:深川栄洋、山本大輔
音楽:得田 真裕
主題歌:優里『世界が終わりました』

著者:ペチ
イメージイラスト:サク

配信元: 幻冬舎plus

提供元

プロフィール画像

幻冬舎plus

自分サイズが見つかる進化系ライフマガジン。作家・著名人が執筆するコラム連載、インタビュー、対談を毎日無料公開中! さまざまな生き方、価値観を少しでも多く伝えることで、それぞれの“自分サイズ”を考え、見つける助けになることを目指しています。併設のストアでは幻冬舎の電子書籍がすぐに立ち読み・購入できます。ここでしか買えないサイン本やグッズ、イベントチケットも。