「ママ友」という関係に終止符を
こうして、私とサクラの関係は完全に終わりました。
思ったことをすべてぶつけられて、精々した気持ちです。
一度、こわれてしまったら、元に戻らないものだってあります。けれど、一斗とは、そんな関係を乗り越えて、今はうまくやれています。
それは、彼が何とか信用を取り戻そうと努力してくれたからです。
サクラもそうだったなら…。今とはちがう結果になっていたかもしれません。
「本当に大好きだったよ…」
私は、だれもいなくなったリビングで、一人つぶやいていました。
かつて、毎日のようにくだらないことで笑いあって、一緒にお茶をしたり、子どもたちと遊んだりした。育児のことで悩んでいた時も、やさしく寄り添ってくれた、「親友」…。
今はもう、その「親友」の顔がうまく思い出せません。
あの、なつかしいあたたかい日はもう帰ってこないけれど、私は愛する家族とのしあわせな日々を、これからも紡いでいく。
あとがき:度重なるうらぎりの結末
2人の関係に、ようやく終止符が打たれました。「和解」の形で終えることはできませんでしたね。
何度も由真をうらぎった、サクラ。そのような人と、もう一度、関係を築こうとしても、「信用できない」というのが、正直な気持ちですよね。
そして、「最後の優しさ」として、サクラに忠告をした、由真。キッパリと関係を断つことで、由真自身も前を向けたのではないでしょうか。時に、清算が必要な人間関係。もし、自分を苦しめるような関係性がだれかと続いていたら、一度、その関係を見直すことも必要だと、考えさせられるエピソードでした。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています
記事作成: 七葉 玲
(配信元: ママリ)

